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赤いくつはその後どうなったのだろうか?

作者: 小苗

ざっくり赤いくつの話

女の子がいけないと言われたのに教会に赤いくつを履いていく

神様の怒りにふれ赤いくつに魔法をかけられて躍り続けることになる

踊っている時に通りがかった家のおじさんに足ごと赤いくつを斧で切り離してもらう

赤いくつは躍りながらどこかへいってしまう

赤いくつは神様に頼まれて女の子を踊らせていました。

ある時、赤いくつと女の子は斧で切られて離ればなれ。

赤いくつは考えました、これからどうしようか。

しかし考えても赤いくつには踊ることしかできません。

赤いくつはくるくる踊って森の中。

踊っていたら大きな肉の固まりにぶつかりました。

肉の固まりは赤いくつに気づいて話しかけてきた。

「僕はヘンゼル。悪い魔女がいなくなったから夢中でお菓子の家を食べていたらいつの間にか妹のグレーテルがいなくなっていたんだ。探しにいきたいけど太りすぎてここから動けない、どうか助けてくれないか」

しかし赤いくつには踊ることしかできません。

赤いくつはくるくる優雅に踊るのをやめてタップダンスでリズムを刻み始めます。

タンタンタタタン、赤いくつの奏でる音にヘンゼルはだんだん気分が良くなって、ついには大きな体をゆらしながら踊り始めました。

タンタンタタタン、赤いくつとヘンゼルは軽快なリズムにのって躍り続けます。

どのくらい踊っていたでしょうか、赤いくつとヘンゼルはいろんなダンスを沢山躍りました。

いつの間にかヘンゼルの体の脂肪は落ち、かわりにしなやかな筋肉がつきました。

そんなある日、踊っている赤いくつとヘンゼルのもとに綺麗な女の人が現れました。

「素晴らしいわ!私はオデット、白鳥の湖バレエ団で団長をしているものよ。あなた達のダンス見させてもらったわ。ぜひ私のバレエ団に入ってちょうだい!」

ヘンゼルは大きく頷き、赤いくつは了承のステップを踏みました。

バレエ団に入った赤いくつとヘンゼルは鍛えぬかれた優雅なステップと息のあった動きでどんどん有名になっていきました。

多くのお客さんが二人のダンスを見にきました。

その中にはグレーテルと赤いくつと離ればなれになった女の子の姿もありました。

赤いくつは何時までも華やかなステージの上で躍り続けましたとさ。おわり

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