The last war
審判「これより!団体優勝決定戦を始めます!起立!」
そう言われて私は立ち上がる
始まるんだ。決勝戦が
由美、千花、彩の順と
ラム、亜美瑠、奈々の順手で引く私達
あっちのチームは、なんと
県選抜大会では奈々さん一位、ラムさん二位、亜美瑠さん三位という
とんでもない強豪なのだ
でも!絶対に負けない!
するといとも簡単に私達六人はとおしてしまう(一本目全員中る)
次も六人はとおしてしまう
奈々さんなんて二本ともど真ん中だ
くっ・・・・手強い・・・・
『観客席では』
輝美「すごいわね。やっぱ優勝決定戦だと通しは当たり前ね」
崑「・・・・やっぱりそうだ」
輝美「ん?どうしたの崑。」
崑「奈々さん、ゾーンに入ってる」
輝美「ゾーン?なにそれ」
崑「人は100%の集中はできない。その時に選ばれた人のみ入ると言われているのが、100%集中出来るゾーン。奈々さんってば個人ではやらなかったのに全力だね」
輝美「てことは皆中はほぼ確定!?うわー、難しい~」
崑「・・・・でも、うちのチームにもいるっぽいよ」
輝美「え?千花さん?」
崑「千花さんもだけど、ほら、珍しく瞑想してる人いるじゃん」
輝美「ま、まさか」
崑「そう。三人とも入ってるよ」
輝美「すごい!これなら!」
崑「でも、さすがだよね」
輝美「えっ?」
『道場に戻ります』
審判「12対12中により、同中競射を始めます!」
ま、まさか全員皆中するとは
さすがあの三人
でも!負けるつもりももうとうない!
その時、前の方でスカッと音がした
なんと奈々さんが外したのだ。どこか苦しそう
その苦しみ、解放してあげなきゃ
そう思い、私、千花ちゃんは中る
大丈夫かな先輩・・・・
『彩の状況』
奈々ってば無茶しちゃって。
だから外すんだよ
前の私だったら外してた
でも。もう終わりにしよう
ありがとう奈々。皆
私、もう迷わない!
『パン!!』




