副顧問を見つけろ!
なんやかんやあって放課後
私たちは初めての弓道場に足を踏み入れる
昔は強豪でしたみたいな感じで意外と広い
だけどところどころ古いのはしかたない
彩「welcome to the弓道場ーーーーーーー!」
意外と発音のいい彩先輩が迎え入れる
千花「・・・・なんかくさい」
莉桜「あ、なんかここ生ゴミあるよ」
輝美「さすが彩先輩」
彩「なんで私!?」
今日会ったとは思えない親近感が漂うなか
後ろでドアの開く音が
「お待たせ~ってきゃあ!?もうこんなに集まったの!?」
たくさんの資料を抱えた女性は私たちを見て驚く
そのせいで資料を思いっきりおとす
私はその一つを拾うと
その資料の中身はなんと今年注目すべきチームや
どこをどうしたらこうなるという理論が簡単にまとめられていた
正直いってこんなの簡単に集められるわけない
ってことはこれ全部作ったの・・・・?
「うん。去年はまともに試合にでれなかったから私は技術資料を、彩ちゃんは部員情報をまとめたんだ。入ってくる人に有利かなって」
千花「すごいですよこれ!私の中学の顧問でもこんなことしなかったです!」
テンションの高くなった千花ちゃんが資料を読むたびに
周りになにかしらのきらきらが現れる
なんかかわいい笑
彩「ありがと花保っち!創造以上なり♪」
花保「えへへ。私に出来ることはこれくらいだから」
莉桜「それよりもあなただーれー?」
流されそうになった読者の疑問を
さりげなく聞いてくる莉桜ちゃん
ていうか莉桜ちゃんだけ資料を読んでない
花保「あっ!ごめんね!申し遅れました。ここの弓道場顧問の水原花保です。よろしくね皆♪」
こ、顧問!?これが!?
彩「花保っちは初心者だけど、私たちのためにいい頭をフル活用して采配をたててくれるんぜな!便りになるぞい♪」
この弓道部に入って正解だったかもしれない
顧問がいるってことは副顧問は?
彩「そういえば・・・・」
花保「いないよね・・・・」
輝美「先生だけでやってきたんですか!?」
千花「それはちょっと荷が重いんじゃ・・・・」
莉桜「ミーいい人知ってるよ!」
「「「「「えっ?」」」」」
新プロフィール
水原 花保
技術&射形重視タイプ 22歳
弓道部顧問の新米教師
とても美人であり、受け持ったクラスの
全ての男子からラブレターをもらうという
怪奇現象を起こしている
だが本人はすでに結婚している。
とてもおしとやかで優しい
花保「皆!頑張って!」
男子達「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
由美「うるさ!」
莉桜「次回予告の時間だよー!」
子供達「ワァーーーーーー!」
輝美「いやあんたら誰!?」
副顧問を見つけるべく
莉桜の言ういい人を探す全員
その莉桜のいい人とは
最近知り合った人だった・・・・
次回!『え?俺が副顧問?』
莉桜「よろしくね~♪」
子供達「はぁーーーーーーい!」
輝美「だからあんたらどこの子!?」