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塵も積もれば山となる  作者: 六道傑
第三章~耳が聞こえない元強豪エース~
30/74

親友の仲

この第三章はガールズラブの要素と

思われる部分があります

また今回のメイン(ナレーション)は

亜美瑠となっております

色々とご了承下さい

これからも塵は積もれば山となるを

お楽しみください

「たっだいまーおっかえりー」


私は一人でそう呟くと玄関の鍵をしめる


はぁーとため息をつく


今日も彩と奈々ずっと一緒だったなぁ・・・・


最近私の相手をしてくれないし


・・・・ん?私?あ、はじめまして


亜美瑠です


私はソファーに座ってだらんとくつろぐ


家に親はいない


独り暮らしだ


どうやったら私もあの中に入れるかな?


「簡単だよ」


「どわぁ!!!」


「そんなに驚いてくれるなんて出てくるのも楽しくなっちゃうね」


「あ、あなたは今日奈々を助けた・・・・」


「橘 宏平(こうへい)でーす元校長だぞ☆」


亜美瑠「そんな校長先生がなぜ私のうちに・・・・」


宏平「そんなことより~一向に仲が深まらないね~」


亜美瑠「見てたんですか!?」


宏平「君の顔を見ればなんとなく分かるよん」


さ、さすが校長先生・・・・『※個人の見解です』


仲が深まらないとか、そ、そんなのどうでもいいし


宏平「じゃーあーちみはあの二人を放っておくのかね」


そういわれて言葉が詰まってしまう私


頭の中で彩と奈々が楽しそうにしてるのが見える


ズキズキしたこの気持ち


なんなんだろう・・・・これ


宏平「そんなんじゃ一生ちみは独りぼっちだよん」


亜美瑠「余計なお世話です!」


そう言って先生を見たが


そこに先生はいなかった



彩「奈~々~昨日テレビなに見た~?」


奈々『見ても聞こえないから見てないよ』


彩「あ、そうだった♪じゃあゲームは?」


奈々『ゲームはするよ。青鬼とか』


彩「ホラゲーしてんの!?すごーい!」


二人のたわいのない話が聞こえる


私は一人読書をしている


本来なら私が奈々の立ち位置にいるはずだ


・・・・はぁ


ポンポンと肩を叩かれる


振り向くとそこには奈々が


奈々『なにか悩みでもあるの?最近よくため息つくよね』


私は手話は分からないので


紙に書いて私に渡してくれる


私は別にそんなのないよ。ただ疲れてるだけと書いて渡す


それを読むと奈々はにこっと笑い良かったと書いて見せた


それを見て私はモヤモヤする


彩「なに二人でしてんのぉ~私も入れて~」


そう言って奈々の肩に顎をおいてぷくーと頬を膨らませる


それを見て私は


なにかを決意したのだった

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