はしめてーのぶかーつ
彩「あ、すみません」
私がそう言うとその少女は
なにか言いたげだがジェスチャーをしている
正直言って私はそういうのチンプンカンプン
私は待っててねとジェスチャーをすると
手話の本とメモ帳を持ってくる
私はどっちがいい?と指差すと
少女は手話を指差した
私はとりま本を開き
『あなたは喋れないの?』という手話をする
すると少女は分かった様子でこくりとうなずく
そして『生まれつき耳が聞こえない』という手話をした
なるほど、それで喋れないのか
すると少女は『さっきはごめんなさい』という手話をした
手があたったことか、別に気にしてないのに
彩『気にしてないよ』
少女『弓道部だったの?』
なんだそれ、とは言ったものの
彩『まぁ、弓道部ではあったけど』
実質弓道部だった。忘れてた笑
少女『私弓道部に入るんだ。一緒に入らない?』
彩「え!?いいの!?」
いきなり叫んだ私に
少女以外の周りの人たちは驚く
あ、この子聞こえないから驚かないのか
私はテンションがあがり
ついつい『いいよ!』という手話をしてしまった
すると少女は嬉しそうに微笑み
少女『ありがとう。私は槇下奈々。よろしくね』
彩『私は花江彩。こちらこそよろしく!』
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亜美瑠「え?弓道部に入る?」
彩「さっき友達が出来てさー♪誘われたから入ることにしたんだ♪」
亜美瑠「確かにあなた弓道部だったけど・・・・」
彩「いやー♪初めての部活だな~♪」
亜美瑠「え?」
彩「ほら!私色々やらかしてずっと草むしりだったから、実質初めてだよ☆」
亜美瑠「あー、確かに生徒指導対象ではあったよね」
彩「それでさ、亜美瑠も入らない?」
亜美瑠「いや、私は初心者だし、やめとくよ」
彩「よぉーし!それじゃあレッツゴー♪」
亜美瑠「ちょっと!?話聞いてた!?引きずらないで歩けるから!」
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放課後
弓道場につくと誰もいなかった
あれ?もしかして一番乗り?
先輩とかは?
亜美瑠「先輩は一人もいないらしいよ」
彩「え?私たちだけってこと?」
亜美瑠「そうなると思う」
どうやらここは昔強かったが
今は弱小らしく、部員が減っていったらしい
部活じゃなくて同好会じゃん・・・・
ここ大丈夫かな・・・・
この第三章は
ネタバレっぽいことしたくないので
次回予告はやめときます
ご了承下さい




