表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

殿下におこった出来事

殿下side

はぁどうして僕があの公爵令嬢と婚約しないといけないんだ。

あんな自己中心的で、自分より身分が低いものを見下すクソ令嬢と。


だいたい公爵令嬢なんて他にもいるじゃないか

まったく。疲れたもんだ少し休むか。


「僕は休憩室にいってくる。20分程度でもどる。」

「了解しました。殿下。」

ふーっ休憩室はあまり混んでいない。だからこそいつも使わせてもらっているのだが


「少し眠っても良いのだろうか」

あまりよくないが__そうひとりごちながらベットに横たわる。意外と疲れていたようですぐに眠れた。



__カチカチとなる機械音、狭い部屋。機械から流れるセリフ。はて、ここはどこだろう?

ただ、なぜかすごく見覚えがあるような、、そうだ妹に頼まれてやったものの

ハマってしまった乙女ゲーの音じゃないか。うん?妹?乙女ゲー?


なんだそれは。いや知っている。令和の新しく出来たゲームだ

すごく面白かったのを覚えてる。なかでも俺は悪役令嬢、アイリズ・リルイムが推しだった。

かわいくて強くて健気で、、、


うん?アイリズ・リルイム、、アイリズって僕の婚約者じゃないか!なんて幸せなんだ!

まさか知らずに婚約してたなんて!ずっと冷たくあしらっていた僕が憎い。

だが、まだ取り返しがつく年齢だ。

今からでも彼女には許されるだろう。



そんな夢を見て、考えがまとまったところで休憩室を出た。

「そこの君。アイリズの教室を知っているか?」

「殿下じゃないですか。リルイム公爵令嬢は2-Rです。急にどうしたんですか?」

「ちょっと用があってね」


記憶を遡った限り彼女が教室の話をしてくれたときは右から左に流していたらしい。

不甲斐ない。なんだこのクソ王子はムカつく

「リルイム公爵令嬢。少しいいか?」


ふわっとした甘い笑顔を意識しながら笑いかけた。

顔が良いっていうのは楽かもしれない。

投稿頻度は毎週土曜午後にしようと思います!

ご愛読よろしくお願いいたします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ