表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【承】禁忌では?

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/01/08

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

創作部。のあの子。

次辺りに、簡単なプロット書き始めると思います。

『好きに扱って良いから』そのお許しが出たので、早速まじまじと観察させて戴くことにした。

髪は……長い。椅子に座ると床に着いてしまいそうな程。そして染め上げている訳ではなく、地毛の様だった。丁度、黒から白に移り変わる途中と言ったところ。だから鈍一色という訳ではなく、水墨画のような濃淡がある。

私が夢中で観察して、メモを書き留めていると、彼は原稿用紙から顔を上げ、隣に置いてあったメニューを此方に差し出した。

「お嬢さん、お嬢さん、観察しているところ、書いているところ悪いけど、あんまり店員さんを待たせるの、悪いから。注文だけ、ね?」

「あ……はい」

顔を上げると男の顔があった。

前髪は目元までをすっぽりと覆っている上、黒の丸眼鏡を掛けている。だから顔立ちは良く見えない。けれども鼻筋の通った色白な肌が彼を美形だと示している。そして何より口元。目の前で観察していると、やはり犬歯が大きい。口からちらりと覗くほど。

私は彼からメニュー表を受け取りながら、兼ねてより思い浮かべていた仮説を脳裏で組み立る。

白髪混じりの髪色や、一昔前の書生服なのは、彼が昔の人だから。やたら顔……取り分け、目元を隠したがるのは、日光、強いてはひかりに弱いから。そして口元から覗く太い犬歯、

この人……本当は、吸血鬼なんじゃない? 私に注文させようとしてるのも、毒でも混ぜる気じゃない? だったら隙を見て逃げ出した方が……。

「あ、僕のお勧め、チーズケーキ。あとブレンド。苦くて甘くて酸っぱい。僕、甘党だけど、此処のは好き」

「はぁ……」

でも冷静に考えて、相手が吸血鬼で、私を襲う予定ならば、厄介な術の一つでも使って、連れらされてそうだし。わざわざ此方側に招き入れる事も無いだろうし。ならば今は相応に安全……なのか。

「じゃあ、それで……」

「すみません。注文お願いします」

なんか乗せられている気がしなくもない。けれども乗りかかった船であるし、絶好のプロット作成の機会だ。転は彼が吸血鬼だと仮定して、ホラー感を持たせて終われば良い。ただ問題は……その事を書くのが禁忌ではないかと言うことだ。

「良いんですか? 本当に。書いてしまいますよ」

「言っとくけど、それ以上でもそれ以下でもなく、僕も好きに書くからね。だから安心おしよ」

そう言って彼は笑った。白亜の犬歯だけが鈍く光っていた。

書生、別に正体がバレても問題はないと思ってるんですよ。

なんと言うか、生きることに自暴自棄になって、このまま生きてて良いのか悩んでる感じ。

だから彼女が自分をモデルに小説を書いた後で、自分がどうなるか知ったこっちゃない。人間失格。

そんな感じ。


でも彼女の心理的に『見知らぬ人を勝手に吸血鬼扱いして書くのはなんか失礼』という思いから、何度も躊躇っているんです。


明日あたりに簡単な(起承転結一行程度)のプロットを書けたらと思います。


作者がここまで悩んでいるのは、本筋のプロットから寄り道しているから。


お兄さんに会いたいね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ