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こんな世界でも生きていく!  作者: 霜目 ラキ
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おい、どうすりゃいいんだ。

 俺の名前は竹藤ヒロキ、ごく普通の高校生だ。友達は普通にいるし、勉強も中の上ってところだ。

だけど今は引きこもってニート同然の生活だ。別にいじめだったりそんな大層な理由で引きこもったわけじゃない。

ただ朝起きるのが面倒だったり、通学がめんどくさいとか人間関係がめんどくさいとかいうようなしょーもない理由だ。

そんな俺を両親は最初は学校に行けとか、なんで学校にいかないのなど言ってきたが今は受け入れているようだ。

妹もいるにはいるが引きこもり始めてからあまり関わっていない。

そんな退廃的な生活を送っていたが生活自体は割と気に行っていた。しかし今、そんな俺は今金髪ロリ女神に転生を強制されそうです。どうしてこうなった。

 まずは凍死しそうなほど寒い冬の今日お気に入りシリーズの新作ゲームを買いにショッピングセンターに来た。

開店時刻にはもうすでに多くの人が並んでいたがなんとか買えてホクホク気分で帰ろうとしたその時、目の前に今にも泣きそうな女の子がいた。

「ママ、どこぉ…」と小さく心細そうに言うのが聞こえたので十中八九迷子の類だろう。

まぁ俺には誰かが助けてくれるだろうと思い帰ろうとしたが…。しばらく遠くで見ていたが誰も助けようとしないし見向きもしない。

面倒事には関わりたくなかったがそもまま放置するわけにも行かず、仕方なく声をかけた。

「君、大丈夫?お母さんかお父さんはいないの?」とできるだけ優しく声をかけた。

「ヒッ、あ、いやわからない…です」と半泣きの状態で迷子の女の子は答えた。

おい、待て最初の悲鳴は何だ、そしてなんで敬語なんだよ。俺できる限り優しくいったのに…とダメージを受けながら、とりあえずしばらく歩き回っていたが全然見つからず、もうそろそろ女の子が泣き出しそうになり周りの人からの視線も痛くなり始めた頃。ちょうど迷子センターがあった。

迷子センターの職員に事情を説明をし、アナウンスをしてもらった。

そして少し経ったあと迷子の女の子のお母さんらしき人物が来たので引き渡した。そのお母さんが何度もお礼を言い、帰り際に

「お兄ちゃんありがとう! またね!」とさっき泣きかけていた女の子とは思えないほどに元気よくお礼をいい手を振りながら帰っていった。

その後すっかり暗くなった家の帰路に着きながらさっきのことを考えた。

疲れたけど人助けをするのはいいなと思い明日は学校に行こうと思ったそのときに後ろから足音がしたので振り返った瞬間横腹に激痛が襲った。

激痛で頭が朦朧になりながら俺を刺したやつが逃げる足音が聞こえた。

そういえばここらへんに連続通り魔事件が発生してるって自治体の看板に書いていったっけ。

刺されたところから冷たくなって行くのを感じながら意識が遠ざかっていく。

だいぶしょうもない最期だったけどいい人生だったと思ったところで意識が途切れたーーー

 ーーー次に目を開けたらまるで絵に描いたような神殿の中にいた。

目の前にはこの世のものとは思えないほど美しい少女が椅子に座っていた。そこからホッと言いながら椅子から降り、

「ようこそ! あなたはたった今通り魔に刺され死んでしまいました!」と元気よく恐ろしめなワードを口走る少女。

「…」

「まるでなにを言っているのかわからないといった顔じゃな。それともワシの可愛さに見とれてしまったのか?」という少女の見た目は腰ほどの絹かのような金髪、大人のような見た目ではなく小さな女の子で口調をすこし変えれば違和感がないほどだ。そして目は左右ともに色が違い、服装は一見質素だがよく見たら流れるような布と豪華だがあまり主張しない修飾があった。いや豪華だが身につけている少女にかき消されているだけかもしれない。

「いや…突っ込みたいところはたくさんあるけどそもそもあんたは誰でここはどこだ?たしか俺は刺されたはずだが…」

「まずはそこじゃな。ワシはここを管理する女神でここはいわゆる分岐点じゃ、ここで天国、地獄に行くか、それとも転生するかをここで決めてもらう。天国か地獄に行くかは審査で決まるが…見たところお主は特に悪事は犯しておらぬようじゃな。いや、正確には犯そうと思った事もあったがその勇気がなかったようじゃなw。まぁつまりはお主は天国に行くことができるってわけじゃ」

こいつなんだろう、初対面なのにめっちゃ言うじゃん。結構心にきたんだけど。

「まぁまぁ、そんな顔をするでない。次は転生の話じゃ。お主、ゲームが好きじゃろ?」

「まぁたしかに好きですけど」


「いわゆるそのゲームの世界のような世界に生まれ変わるということじゃ」

この小説は夢でインスピレーションを受け、ぱっぱと書いたものです。まだまだ書き始めたばっかりなのでアドバイス、感想などなどくれたらやる気も出ますし喜びます!どうぞよろしくお願いします!

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