第7話地獄の始まり
マキナが敗れ撤退し、会議室での事
ガブリエル「まさか拳すら付けさせない敵が居るとは…」
リリス「だけどこれ以上時間をかけたら此方が不利になるわよ?彼方の方が機械を破壊できる点に関しても悍ましい強さを持ってるもの」
カウレス「…今時間を遅らせる事で未来を遅らせてるが今とんでもない奴が今此方に飛んで来ている、あれが来れば此方の負けは濃いだろうね…恐らく今のペースで来たら…3日2日、それまでにケリを付けないと負けるじゃろう…あれはあっちもこっちも全てを破壊し尽くす存在じゃ」
とカウレスが言うと周りが目を見開くととうとう強い存在感を放っていた男が口を開く
狩人「ならばもう手段は一つだけだろう…持てる力全てを以て総攻撃を仕掛ける」
カウレス「じゃろうな、彼方の出方を見れんことから彼方にも未来視を持ってる者が居る…小細工は効かぬ真正面からの戦じゃ、皆は良いな?乱戦になる故に生きて帰れる保証はない」
とそう皆に問いかけると皆は続けて口を開く
リリス「当たり前じゃ無い、戦争よ?必ずあっちを負かしてやるんだから」
ガブリエル「当然だ、此処まで来て逃げれるか」
と皆が肯定する…そして
ガブリエル『司令!!これより日の出と共に異次元連合軍に総攻撃を仕掛ける!それまでに準備、そして休養をきちんと取り万全の状態にしておく事!以上!!」
そう言って無線を終わらすと巨大な兵器がドンドン無人島に置かれ全面戦争の火蓋に手を掛ける、それを見逃すほど異次元連合軍も甘くは無く
ラブマシーン「全面戦争をするつもりらしい、日の出と共に攻め入ってくるぞ」
毛利「愚か…と言いたいがこの状態…よく考えた物よ…これで相手に合わせた物の出し方は出来ずお互いに乱戦となりどちらの要人が死ぬかに掛かっている……が貴様らは我が止めたとしても行くのだろう?」
とその知らせを聞いて毛利は不愉快そうに会議室と言うよりも宴の部屋に居る皆に問い掛けると
足利「言わなくても分かるだろう、朋よ」
阿修羅「行かぬ道理もあるが此処までお膳立てされてるのだ、行かぬわけには行くまいよ」
と言っているとマオタイとカリオストロが突然時空を破り帰ってくる、相当服がボロボロになっているが封印されている妖の大将格と封印されし悪魔達を連れて帰ってきていた
マオタイ「遅くなった,ごねるのを説得していたら今になってしまった」
黒雲坊「またもや戦争とはな…」
シラツキ「仕方ありません…その首落とせないのが残念ですが…存分に腕を振るいましょう」
とマオタイに連れられてきた妖達はどこか諦めがついた様に言い、そしてカリオストロに連れられてきた悪魔はと言うと
ロイント「フフッお遊戯会にご招待だなんて…洒落た事してくれるじゃない…私も混ぜてよ」
と随分乗り気である
毛利「愚者どもが…もう良い!策などこの際無意味よ!!者ども!!一世一代の大戦存分に楽しんでくるが良い!!我らも日の出と共に出陣する!日輪の加護は我らが物ぞ!!」
と諦めたのか毛利が号令をかけると皆は待ってたと言わんばかりにどんちゃん騒ぎを始める、そんな毛利に越後の軍神上杉謙信が歩いて近づき2人は宴を見ながら座ると
毛利「何だ越後の、貴様も疾く失せよ、駒にならぬ暴れ馬は要らぬ」
上杉「フフッ…あなたはむかしとかわられましたね…少なくともいまのようなごうれいはむかしはしなかった…」
毛利「…」
上杉「よきことです、あなたさまもこのうたげ、のりそびれることのないように…」
毛利「要らぬ世話よ…ここまで来て下がる道も無い、今更降りる気も無いわ」
と盃の酒を飲みながら静かに会話をし騒ぐ皆を見ている
織田「飲めい童!!余の酒が飲めぬとは言うまいな?」
ルナ「勿論頂くともさ!!」
と一気飲みをし周りはいいぞ良いぞ!!と捲し立て、とうとう悪魔達も乗り出し演奏やらして宴は更にヒートアップしていく、これより迫り来る地獄に対して向かういくさびと達の最後の宴である…そして日は登る