第13話戦場の爆撃
そして場面は移動し、アルトゥーロとザムシャー戦
大きな大爆発を巻き起こし、ザムシャーは木に思いっきり叩きつけられていた
ザムシャー「グハッ…意思の中で斬ろうものなら爆破か…厄介な物だ…」
と自身に歩いて迫り来る男を睨みながらフラフラ立ち上がる
アルトゥーロ「…諦めな、お前はもう勝てねぇよ」
と立ち上がり睨んでくるザムシャーに対してそう言うとタバコをふかしながら構える、2人が睨み合い、目を細め、機を伺うと、風が吹き、その吹き終わりと同時に2人とも駆け出す、アルトゥーロが右ストレートを放つと、ザムシャーは両足で同時に地面を蹴って跳び、拳を避けて大爆発の直撃を免れて後ろに着地しその背中にザムシャーは刀を思いっきりぶん投げ、そして突き刺す
アルトゥーロ「!?…チッ、自らの武器を捨てるなど気でも狂ったか……‼︎」
ザムシャー「言わばこれは賭けであった…もし貴様が体全てに触れたら大爆発を巻き起こす能力持ちであれば突き刺さらずに弾かれていただろう…」
しかしザムシャーにはまだ2択の選択肢が残っていた、任意発動の爆弾マンか四肢で攻撃する事で発動するのかの2択、しかしここまで絞り込めたのは僥倖と左腕を立て右腕を引く構えをとるとアルトゥーロに向かって駆け出す
アルトゥーロ「俺の能力を知った上で俺の得意とする事で喧嘩売ってきたのはお前ぐらいなもんだよ、お侍様よ!!」
ザムシャー「そうか!ならばその喜びを胸に抱いて死ね!」
と互いに言うとアルトゥーロが拳を突き出し、ザムシャーがそれを左腕で弾き、アルトゥーロの顔面に殴りかかる、がそれをアルトゥーロはしゃがんで回避、そして懐に飛び込むと
アルトゥーロ「やはりお前さんの負けだよ」
ザムシャー「…そうか、無念だ」
とアルトゥーロが告げて、ザムシャーが目を細め蹴りを放とうとするもアルトゥーロは腹に拳を叩き込み、最大火力でザムシャーを爆殺、塵すら残さなかった
アルトゥーロ「…さて、まずはこの刀をどうにかしなきゃな…この調子なら他の奴らも中々苦戦するぞ…」
とため息混じりに腹に深々と刺さった刀を見て、自分の陣地に戻っていく、これ以上行けば間違いなく死ぬ為に