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第4次世界大戦(知り合いへ注ぐ)  作者: ヤプール暁
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第9話惹かれ合う強豪達

リリスやバルバトスが戦いを始めると同時に様々な場所でも幹部達による戦いが始まっていた


毛利「愚か者!!無意味に命を散らすな!!貴様らの信念など知らん!常に2人で1人の感覚で動け!」


と毛利も前線に立ち指揮を振るっていた、銃を放ち迫り来る相手には丸い形状の輪刀をぶん投げて切り裂いてはブーメランの如く帰って来させ巨大兵器のミサイルに関してもオーラで反射板を作り出し跳ね返し大打撃を与えるなどの善戦っぷりを見せていた、そこへ


ジュディア「貴方がここの指揮官かしら?」


と言いながら1人の女が現れる、それを見て毛利は鼻で笑うと


毛利「やはり来たか、もうそろそろ来る頃合いと思うておったわ…」


ジュディア「流石軍師様と言ったところかしら…それで?このまま勝てるとでも?」


毛利「フン、貴様如きに援軍も要らぬ…死ぬ前に記憶するが良い、我が名は毛利元就!!天下分け目の勝利者よ!!」


と輪刀をフラフープの様に持ちながら名乗りを上げる、見た目こそ若い物のかなりの威厳を持っている


ジュディア「フフッ…私の名前はジュディア・ケンベルン、種を理解させるまでもなく仕留めてあげる…」


そう言ってジュディアはコンバットナイフを、毛利は輪刀を構え、暫く睨み合いを続けた後に駆け出し毛利が勢い良く横に薙ぐ、ジュディアはそれをしゃがんで避ける、すると輪刀が開き回転してジュディアに襲い掛かる


ジュディア「⁉︎…そんな!!」


それを受け止めようとするもそのまま切り上げられ吹っ飛ばされるも空中で姿勢を立て直し着地、再び構える


ジュディア「厄介な長さね…」


毛利「フン、この程度であれば見当違いも良いところよ」


と互いに冷たい視線を交えながらそう言うと再び駆け出し毛利は輪刀を再び分裂させた後に回転させるも


ジュディア「甘い」


ナイフを横に振るう、それを見て毛利は目を見開くと勢い良くのけぞり地面をスライディングして避けようとしつつジュディアの足を刈り取ろうと迫るもジュディアは飛び越えてそれを避ける、そして能力の範囲内にあった木は切り落とされる


毛利「貴様の能力はそれか」


ジュディア「バレちゃったわね、そうよこれが私の能力よ」


そう言って毛利は立ち上がり再び構え、2人とも慎重な戦いを強いられていた、


場所は変わり爆発が何度も起きてる地点


アルトゥーロ「はぁ…ちくしょう、ロボが少ねえ所を選んだつもりが…中々手強いじゃねぇか…」


とペッと血反吐を吐きながら再び煙草を吹かし真正面から迫るロボ達を見て構えていた、後ろから一般兵も射撃しているが超合金製の体、そう易々と傷付くはずも無く…そしてそんなロボ達の間から侍のような格好をした宇宙人、ザムシャーが現れる


ザムシャー「貴様は企業連合の幹部だな、その命を貰いに来た」


そう言いながら刀を抜きその刃先を向ける、それを見てアルトゥーロは目を細めると


アルトゥーロ「ったく、上等だ…かかってこい」


そう言うとアルトゥーロとザムシャーは駆け出しアルトゥーロは勢い良く真正面から拳を突き出し、ザムシャーはそれに刀を振り下ろしぶつかる、その瞬間に大爆発が起きザムシャーが木目掛けて吹き飛ぶ背中からぶつかる、その爆煙の中、アルトゥーロは無傷で現れる


アルトゥーロ「もう終わりか、侍野郎」


と煙草を吸って吐きながらそう言う、驚く程冷たい目で見下しながら


ザムシャー「…まだだ、今ので…大体わかった」


そう言いながらゆっくり立ち上がり、深呼吸をするとゆっくり歩いて前進をしアルトゥーロとの間合いを詰める、そしてアルトゥーロもそれをみて構えると、どちらが先に仕掛けるかの駆け引きとなり……先に仕掛けたのはーーー


ザムシャーであった


ザムシャー「ふん!」


刃先を向けた後に刀を持ち上げ右斜め上から振り下ろす、アルトゥーロはそれを見てしゃがんで避けた後に腹目掛けて拳を繰り出すがザムシャーはそれを後ろに跳んで避けそこから一気に跳躍し空中で回転しながらアルトゥーロの肩を刀で切り裂きアルトゥーロの後ろに着地する


アルトゥーロ「⁉︎…存外身軽じゃねぇか…」


ザムシャー「身軽で無ければ勝てぬ相手もいたのでな」


そう言う会話をすると互いに振り返りアルトゥーロの繰り出す拳や蹴りと言った攻撃をザムシャーは避け、カウンターを決めようとするも、警戒をしているアルトゥーロによって避けられる、そんな戦いを繰り広げている…こんな戦いが無人島の各地で行われていた

次回!一体ずつの決着編を設けます

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