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パンダさんのパン屋さん  作者: 山田靖
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パンダさんの呪術廻戦!

野生の王国!弱肉強食の無法地帯!

けど、それじゃアンマリなので、最低限のモラルというかルールが存在します。

オキテ!

空腹時以外は襲わないとか、ほかのナワバリでマーキングしないだの。

そして!タブー!

共食いとか、異種交配だの。

タブーはオキテよりも上位にあります。

オキテは破っても袋叩きくらいですが、タブーはバチが当たる!

バチ当たりは七代祟るのです。

動物たちは何より、タブーを恐れました。


どうぶつの森には大きな木がいっぱい生えています。

中でも、ジョウモンスギは樹齢7000年!

いくら何でもそりゃウソだろうと思い、長老のカメに聞いてみました。

カメは万年。カメなら当時、現役バリバリでしょう。

ところがカメは少々ボケており、

「若いころは、火を吐きながら空を飛び、イカや包丁と闘った」

などとホラをふくので、イマイチ信用できない。

でも、千年ツルの一声「物心ついた頃、もうあった」

まあ1000年なら御の字でしょう。

ジョウモンスギは神木とアガメられ、決して侵してはならないタブーとなった。


ところが、です!

何と何と、このジョウモンスギにカミナリ様が落ちてきた!

ジョウモンスギはナナメに裂けてブッ倒れました。

ひえぇぇぇぇーっ!たたたタブーがやぶられたあぁぁぁーっ!

動物たちは大騒ぎ!

ばばばバチが当たるぅぅぅぅーっ!

いやしかし、ジョウモンスギを倒したのはカミナリ様ですよ?

バチを当てるなら、カミナリ様でしょう。

ところが、カミナリ様もまたタブーなのです。

なにしろカミナリ様は、おヘソとっっちゃうんだから。

それでも、動物たちはカミナリ様に恐る恐る苦情を申し立てました。

トラは「フンドシにされる」と意気地がないので、ヘソのないカエルが代弁。

カミナリ様も多少は後ろめたい、けど撤去はメンドクサイ。

ので、呪文を唱えます。


アノクタラ サンミャク サンボダイ

エコエコアザラク エコエコザメラク

マハリク マハリタ ヤンバラヤンヤンヤン

ピピルマ ピピルマ プリリンパ

喝っ!


スギの倒木は封印。辺りはグラウンドゼロ・立入り禁止区域に指定されました。



パンダさんは森にタキギを拾いにきました。

パン窯やストーブの燃料にするのです。

ところがいつもの道が通行止め。みんな遠回りしてます。

どうしたんだろう?

行ってみると、大きなスギの木が倒れて道をふさいでいる!

ジャマだなあ。どければいいのに。

ピコーン!パンダさんがヒラメイた。

おアツラエむきじゃないかっ!しかも、みんな助かる!

パンダさん、倒木を細かく割ってタキギにしてホクホク持ち去った。



パンダさんの呪術廻戦!

パイパイポンポイ、プワプワプー!


・・・・・・・・・・To Be Continued


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