part4
???「ここがあらすじ村にあるあらすじカフェか~。」
カランカラーン!
ソニア「ふぁああ!いらっしゃぁい!!ようこそあらすじカフェ、へ・・?」
レッドリーフ「やあこんにちは!!ボクもしばらくこの村の村民にしてくれないかな?」
シャルン(ちょ、ちょっと村長!?レッドリーフってあれ・・作者やないか!?)
ソニア(し、しかし、あれ、見た目は赤毛のポニーテールに紅葉の髪飾りをつけた美少女だぞ!?)
オクタ-(衣装は赤の忍者服ですね・・。)
シャルン(自分を美少女化させるとか、やっぱりこの作者変態やな!!)
ソニア(ああ、正直どん引きだな・・。)
オクタ-(あの村長がどん引きするなんてよっぽどですね!?まあ、私もどん引きですけど!!)
レッドリーフ「・・・・・・。」
-ここで、改めてこの第二の試練、『忍者屋敷ゾーン』の説明をしよう。このゾーンは、その名の通り様々なギミックやトラップが仕掛けられた、まさしく忍者屋敷と呼ぶにふさわしいモノになっているのだ。
ロキはこのゾーンを、大陸の東に存在する島国に行き、そこの語り部のお婆さんに、目を輝かせて何度もせがんだ伝説の傭兵、『ニンジャ』を参考にして自らの手で一ヶ月かけて作り上げた。
そんなロキの情熱が込められた忍者屋敷に、迷い込んだ子猫が一匹・・。
《“わたし”ちゃんside》
「にゃーーー!?助けてくれにゃぁぁぁぁ!!!!??」
イレイザの手によってこの第二のゾーンに入った“わたし”ちゃん。最初は自分のことを助けてくれたイレイザに助太刀しようと思っていたが、戻れないことを悟ると諦めて前に進むことを決めた。
そして、その直後『カチッ』と何かが押された音が聞こえてきたと思いきや、“わたし”ちゃんが立っていた地面がぽっかりと消えてなくなった。“わたし”ちゃんが踏んだのは落とし穴のスイッチだったのだ。
こうして、落下しながら叫び声を上げる今に至るのであった。
「ふおおおお!?このまま地面に打ち付けられればいくら猫とはいえどもヤバい気がするにゃああ!!」
突然の事態にパニックに陥りながらも、“わたし”ちゃんは必死にこの事態を打開する方法を考える。そんな“わたし”ちゃんの視線の先に、地面に突き刺さる無数の竹槍が見えた。当然その先端は上に向けられている。
「前言撤回だにゃああ!!あれは100パー死ぬ奴だにゃ!!“わたし”ちゃんはまだ死にたくないにゃああ!!」
“わたし”ちゃんは涙目でそう叫ぶと、引っ込めていた爪を出し、両手足を壁に伸ばす。“わたし”ちゃんは「うにゃああああ!!!」という気合いの声と、壁に残す爪痕と共に落下していき、なんとか竹槍に突き刺される数センチ手前で止まることに成功した。
“わたし”ちゃんは串刺しにならずにすんだことにほっと一息つき、身体を猫に戻すと、猫ならではの身軽さと柔軟さで竹槍の隙間に身体を潜り込ませた。そのままするすると竹槍の間を四足歩行で歩いて行き、木張りの廊下に出たところでギフトを発動させ人間になる。
「ふぅぅ・・。危なかったにゃあああ・・。まあ、“わたし”ちゃんの天才的な機転でなんとかなったにゃ。」
そう言って、“わたし”ちゃんは再びふうっと息を吐き、壁に手をつく。
-カチッ。
「・・にゃ?」
嫌な予感がして、“わたし”ちゃんは先程自分が手をついた床を見る。すると、そこだけ“わたし”ちゃんの肉球付きの手に押されて若干凹んでいた。その直後、ごろごろごろ・・。と何かが転がってくるような音が聞こえ、“わたし”ちゃんはぎこちない動きで後ろを振り返った。しかし、そこには予想に反して何も見えない。
「な、なんだ・・。お、驚かせないでほしいにゃあ・・。」
そう呟き胸をなで下ろした“わたし”ちゃんから少し離れた位置の天井が、突然ぱかっと開く。そして、そこから巨大な丸い岩がドシン!!と音を立てて落ちてきた。その音にビクッと尻尾を立てる“わたし”ちゃん。そのまましばらくフリーズしていたが、ゆっくりと岩が“わたし”ちゃんめがけて転がり始めたところで再び叫び声を上げた。
「にゃあああああ!!?にゃんでこうなるにゃあああ!!!??」
“わたし”ちゃんは涙目で全力疾走を始める。その後ろを、巨大な岩が音を立てて追いかけて行くのであった。
《レイニー&レレside》
一方こちらは一足先に第二のゾーンに突入したレイニーとレレ。彼女たちもまた“わたし”ちゃんと同じく様々なトラップに苦しめられているかというと・・実はそんなことはなく、まさかのここまで一回もトラップに引っかかっていないという奇跡を起こしていた。
「うーん、いろんなカラクリがあるってアナウンスで言っていた割には何も起こらないね~。まあ、そっちの方が楽でいいけどさ~♪」
あまりに順調すぎることにレレも若干違和感を抱いたが、何もないならそれがいいと楽観的だ。そんなレレとは対照的に、レイニーは何故かまたネガティブモードに入っていた。
「うう・・私本当は少しどんなカラクリがあるか楽しみにしていたのに・・。やっぱり私が運悪いからかな・・。はあ・・。」
どうやら、レイニーは一度カラクリに引っかかってみたかったようだ。そんなレイニーを可愛いなあ・・と生暖かい目で見つめつつ、レレは励ましの言葉をかける。
「まあまあ、まだ目的の巻物も見つけていないし、これからやばーい仕掛けが待っているかもしれないよ。」
「そ、そうだよね!?まだチャンスはあるよね!!よーし、頑張ってカラクリを見つけるぞ~!」
レレの言葉にテンションが上がり、レイニーはスキップ混じりで木張りの廊下を駆け出した。そんなレーニーを追いかけながら、レレは歌を歌ってさらに空気を盛り上げる。
『レイニー・ブルーの歌』
作詞・作曲 ウク・レレ 歌 ウク・レレ
レイニー・ブルー♪ レイニー・ブルー♪
笑ってレイニー♪
どんな曇った空だって~♪ 君が笑えば晴れになる~♪
どんな悲しい時だって~♪ 私が歌って晴れにする~♪
どんな苦しい試練でも~♪ 私と君なら大丈夫~♪
涙の雨で濡れるなら~♪ 私の傘に入りなさい~♪
私と君をつなぐのは~♪ 友情という名の虹の橋~♪
レイニー・ブルー♪ レイニー・ブルー♪
笑ってレイニー♪
楽しそうなレイニーを見ていると、レレも楽しくなる。そして、楽しい気持ちのレレが歌えば、そのレレの感情がレイニーに伝わり、レイニーはさらに楽しい気分になる。
そんな、終わる事なき楽しい感情のスパイラル。終わることなく続くと思われた二人の感情の螺旋階段は、しかしながら唐突に途切れて終わりを迎える。
「あ、ああああ、あれは・・・。」
先頭を歩いていたレイニーが、不意にその足を止め、震える指で示す先。・・そこには、金と黒の装飾で飾られた豪華な台座の上に置かれた四つの巻物があった。
本来なら、目的のモノを見つけたことに歓喜のハイタッチでもするべき場所なのであろう。しかし、レイニーは愕然とした様子で地面に膝をついていた。
「け、結局何も起こらないまま着いちゃった・・。やっぱり私ってついてないんだ・・。」
「い、いや、むしろここまで何もなくたどり着けたのって奇跡に近いんじゃないかな?」
レレはとっさにそうフォローを入れるが、実際その言葉は正しかった。ロキが作ったこの忍者屋敷には、ロキのお茶目な性格を反映するかのように、様々なトラップ・ギミックが仕掛けられており、その数は100を余裕で超える。そのトラップのことごとくを、レイニーはスルーして目的地までたどり着いたのだ。
しかし、そんなことは知らないレイニーは、再びネガティブモードに突入してしまっていた。
「はあ・・。思えば昔から私はついていなかった・・。泥んこパーティの時もこんな感じだったし・・。」
「泥んこパーティ?それってどんなモノなのかな?」
「えっと、泥んこパーティって言うのは、私の家の近所の畑で泥まみれになろうっていうパーティで・・。私、それをすっごい楽しみにしていたの・・。」
「泥まみれになる?・・それってどこが楽しいの?」
吟遊詩人風のなりをしているにも関わらず意外と都会育ちなレレにはレイニーの言うパーティの魅力が分からず、眉をひそめてそう尋ねる。そんなレレに、レイニーは照れくさそうに頭を掻きながら小さい声でこう答えた。
「そ、それはぁぁ・・。わ、私、村で雨を呼ぶ巫女をしていたから、めったに外に出て遊んだこととかなくて・・。だから、一回泥まみれになったりしたかったんだ・・。巫女服って言ってもサラシ巻いて褌履いて上から薄い衣を被っていただけだから洗濯も楽だろうって参加が認められたの・・。」
レレは、思わずサラシと褌姿のレイニーの姿を想像してしまう。・・何だ、唯の天使か。
・・いやいや、この格好は駄目ですぞ!!けしからんです!!お母さんは認めませんからね!!(?)
レレの脳内はいろいろと不味いことになってしまっていたが、何とか鼻血を流すだけでとどめることが出来た。偉い。
「でも・・あまりにもワクワクしすぎちゃって・・前日の夜なかなか眠れないくらい興奮していたら・・本番の日、天気が良すぎて田んぼがカラカラになっちゃったの・・。」
「・・それは災難だったね。」
(エピソード可愛すぎるだろぉぉぉ!?何この娘!?私を萌え殺す気なの!?)
その時のことを思い出し、しょんぼりとうなだれるレイニーに、そう叫びそうになるのを必死でこらえるレレ。ただし鼻血は流れる。そしてそれをすぐに拭き取る。・・なんという素早く無駄のない動きだ。
「・・まあ、とりあえず目的のモノは見つけられたんだしそこは喜ぼうよ!!ほら、私も歌ってあげるからさ。・・晴れた日に空を見上げると~♪眩しくて目が開けられない~♪何でだろう~♪」
「それ、当たり前だよね・・?」
どうやら、レレの歌の力で、ツッコミを入れられるくらいには元気になったようだ。レイニーは、気合いを入れ直すためにか、ぺちぺちと頬を叩くと、勢いよく巻物を手に取った。そして、そのままそれを天高く突き上げると、ふんす!!と鼻息を荒くして目を輝かせる。どうやら、巻物を手にしたことで再びテンションが上がったようだ。レレは、そんなレイニーに拍手を贈りつつ鼻血を流した。
「なんか・・。伝説の勇者になった気分・・!!」
未だに目を輝かせたまま、レイニーは巻物をじっと見つめる。そんなレイニーにレレは声をかける。
「巻物ってことは、何か書いてあるのかな?ちょっとそれ開いて見てみようよ。」
実際、レレもレイニーほどではないが巻物を発見したことでテンションは上がっているのだ。ただ、今度はテンション上げ上げスパイラルに入ることはなく、レイニーが開いた巻物に書かれた文字を見て二人ともそろって首をかしげることになった。
「・・『巻物の所有者の名前を書け』。・・これだけ?」
「名前を書くだけにしては余白が大きいような・・。それにペンもないし。」
二人そろってうーん?とさらに大きく首をかしげる。そのまましばらく左右に首を揺らしていた二人であったが、おもむろにレイニーが巻物の余白に指を当て動かし始めた。
「?何をしているの、レイニー。」
「えへへ・・。名前を書けって書いてあったから、とりあえず『レイニーとレレ』って書いてみたんだ・・。」
何だこいつ、唯のt・・(以下略)
三度目の鼻血に備え身構えるレレであったが、鼻血が流れるより先に、レイニーの持つ巻物が赤く輝き始めたことで鼻血は引っ込んだ。
「な!?いったい何が起こっているの!?」
「わああ・・。凄い綺麗・・。」
予想外の事態に慌てるレレと、巻物の光に感動するレイニー。そんな二人の前で、巻物の光は収まっていき、先程まで余白だった部分には、赤い文字で『レイニーとレレ』と記されていた。
「わあ!?私が書いた文字がそのまま・・!?」
「なるほど、ペンがなくても指でなぞれば文字が書ける仕組みになっていたんだね。でも、これはいったいどういう意味が・・。」
顎に手を乗せてこの謎を解くカギを見つけようとするレレの頭に、ここに連れてこられてすぐ、ロキが話した内容が蘇ってきた。
『・・一つ助言をしておくと、試練には他の奴らを蹴落とそうとするより、協力する精神が大事だ!』
レレは、てっきりこの試練とは第一の試練のことのみを指すのかと思っていた。しかし、もしこの言葉が第二の試練でも通じるとするならば?そう考えると、自然と答えは浮かんできた。
「・・もしかして、この試練、協力すればみんなクリア出来るように作られている・・?」
一見この試練は四つしか巻物が置かれていないため、四人しか突破出来ないように思える。しかし、実際は一つの巻物の所持者に二人の名前を書くことが出来た。無駄に多い余白といい、やはりロキは自分たちに協力してこの試練をクリアしてほしいように思える。だが、一体何のために?
・・まあいい。とりあえず、今はレイニーと二人でこの試練を突破出来ることを喜ぼう。
不安そうな顔でこちらを見るレイニーに、レレが笑顔を向けて「やったね!!これで私たち二人とも試練をクリア出来るよ!!」と言ってハイタッチを求めると、レイニーは照れくさそうにしながらもちょんっとレレの掌にその柔らかい掌を重ねてくれた。・・うん、もう手洗わないでおこう。
巻物を手に入れた二人は、今度は出口を求めて再び屋敷をさまよい始める。レイニーがそわそわしているのは、何かカラクリに引っかかりたいからであろう。着ていたレインコートの中にしまっていた折りたたみ傘であちこち「えいっ!」とつついたりしているが、今のところ反応はない。
「・・・・・ああああ。」
そんなレイニーに後ろから熱い視線を向けていたレレであったが、ふと誰かの声が聞こえた気がして後ろを振り返った。
「・・・・にゃああああ!!」
気のせいではない。それも、徐々に近づいている!?
「にゃあああああ!?助けてくれにゃあああ!!」
そして、ようやくその声の主がその姿を現す。それは、レレの少し後方の上から落ちてきた。
「何で猫耳少女!?」
そこから落ちてきたのは、何故か涙目の猫耳少女だった。しかし、その直後、もっと驚くモノが上から落ちてきた。それを見たレイニーは、目を輝かせて歓声を上げる。
「わあああああ!!!!い、岩だよ岩!!ようやくカラクリに引っかかったんだーー!!!!」
そう、それは巨大な丸い岩だった。そしてその岩は、レレたちを追いかけるようにして転がってくる!!
「も、もう限界だにゃああ!!!!」
「ちょ、流石にこれはキツいって!!?」
「こ、これがスリルってやつだよね・・!!こ、怖いけれど・・楽しい!!」
一人だけ反応が違う者がいるものの、とりあえず三人とも全力で岩から逃げる。しかし、既に一人でさんざん逃げ回っていた“わたし”ちゃんは、もう体力の限界だった。途中で力尽き、猫の姿に戻ってしまう。
「にゃ、にゃああ・・。」(もう駄目だにゃああ・・。)
「ね、猫ちゃん!?た、助けないと!!」
そんな“わたし”ちゃんを見て、レイニーは一瞬目を丸くした後、レレが止める間もなく“わたし”ちゃんを助けるため駆け戻る。その直後、二人を押しつぶさんと迫る岩。
レレは、二人の死を覚悟して、悲痛な叫び声を上げた。
-刹那。
カチッという音が響き、レイニーと“わたし”ちゃんを押しつぶす直前で、岩は突如出来た穴の中に落ちていった。
「い、痛ててて・・。何か出っ張りにつまずいてこけちゃったよ・・。」
よく見ると、レイニーは“わたし”ちゃんの手前で尻餅をついており、涙目でおしりをさすっている。どうやら、レイニーがスイッチを踏み、落とし穴が発動したらしい。
それにしても、先程普通に通る時は引っかからなかったトラップに、こんな時にタイミング良く引っかかるとは・・・。レレは、本人が自覚していないレイニーの豪運に、軽く戦慄を覚えたのだった。
▼▼▼▼▼
《ロキside》
どうやら、参加者の一部がロキの目的に勘づいてくれたようだ。本当なら、第一の試練も脱落者など出したくなかったのだが・・。
あの試練は、本来ならジェットコースターに全員で乗れば、レーンが途中でゲートへ向かうルートへと自動変更され、全員で突破出来るはずだったのだ。
しかし、思いの外参加者はロキが作ったアトラクションには興味を示さず、ジェットコースターに乗ろうとするものすら居なかったためにヒントを出すことが出来なかった。それに・・。
『ねえ、何さあの巻物。あれじゃあ脱落者出さないでクリアできるじゃん。ふざけてるの?』
・・そう、このエンキの目を欺く必要があるため、あからさまなヒントは出すことが出来ないのだ。ロキは、若干顔が引きつるのを感じつつ、無難な答えを返すことにする。
『バーカ。あれは人間を試してるんだよ。あの仕掛けに全員が気づけるわけじゃあねえ。気づかずに仲間を置いていった奴を後で笑ってやるためにわざとああしてるのさ。』
『・・まあ、それならいいんだけれどさー。』
エンキの目にはまだ疑いの色がある。ロキは、ひとまず視線をそらし、エンキの追求を避けることにした。
・・それに、エンキ以外にも問題はある。
今回は、エンキに対抗できる戦力を得るために、あえて強いギフト持ちを選出した。しかし、ただ強いだけでは意味がない。ある程度協調性がある奴でないと、あの癖が強い生き残りたちと上手くやっていけないだろう。そう思っての今回の試練だ。
しかし、蓋を開いてみれば、スマイルとかいうとんでもないバケモノが出てきてしまった。こればかりは、ギフトの強さを基準に選出した自分を恨まざるをえない。
あれが最後まで残るのはなんとしても阻止しなければならない。しかし、神である自分が直接試練に関与するのはルール違反だ。ロキは、今のところある二人に、スマイルを止める役割を期待していた。果たして、その人物はロキの期待にこたえてくれるだろうか・・。
ロキの心労は、まだなくなりそうにない。
ニトナ
身体能力 2
知性 2
社会性 2
運 2
能力の強さ 4
ギフトの能力・・『ひきこもる』 動かない間、自分を中心とした不可侵の引き籠もり結界を張れる能力。動かない限り無敵。
イレイザ
身体能力 3
知性 2
社会性 1
運 2
能力の強さ 3
ギフトの能力・・『ギフトの能力を消す』 イレイザの視界に入る者のギフトの能力を一時的に消すことが出来る。一度視界に入れば、イレイザがギフトを解除する、もしくはイレイザの意識がなくなるまではギフトは封じられてしまう。
サキ
身体能力 4
知性 3
社会性 3
運 2
能力の強さ 4
ギフトの能力・・『十秒先の未来が視える』 未来が視えるのは、右目のみ。
次回更新はなるべく早い内に!!




