表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/22

俺、帰宅。説明回らしい

遅くなりました。


さて、家に着いたが…この状況を打破せねばいかんな。


俺は道中なかなか早めに歩いたからアルフィナは全速力で走って背中が見えるくらいだったろう。今は後ろで、ゼヒューゼヒューしてる。心なしかその表情は恍惚としている。そして次に俺の腕の中の音兎。コイツは起きてる。顔が爆発するくらい赤いし。とりまーー


「さぁアルフィナ。ここが我が家だ。入っていいよ。」

「待ってくれ…いま…動け…ない。」

ゼーゼー言いながら掠れた声で呟いたが俺は


「ならご褒美をやろう。3秒でここまで来れたらな。」

アルフィナはギュンっと聞こえそうなほど力強く立ち上がる。音兎はご褒美という言葉にピクッとする。


「レオ様!ご褒美を!」

はやっ!まぁなでなででもしてやろう。

俺はアルフィナの頭を撫でた。

「あ、あああ!もっと!」


俺が撫で続けていると、音兎が薄目開けて見てやがる。

アルフィナを撫でるのをやめ、お姫様だっこ状態の音兎を強く抱き締める。


ビクンッ!


と音兎の体が跳ねて身体が熱くなってきてる。


俺は反応を楽しみながら自宅へと入った。



「さて、本題だ。お前に言いたいことと聞きたいことがある。」

ソファーに座り眼前にはアルフィナ。隣には狸寝入りカマしてる音兎。俺はいたずらしたい気持ちになり、

「あと音兎。そろそろウソ寝から覚めていいぞ。ニヤッ」

我ながらゲス野郎だが期待通りの反応だ。

音兎は顔を噴火させる勢いで赤くし、消えそうな声で呟く。


「いつから気づいてたの?」


俺はニヤニヤしながら答えてやった。


「もちろん最初から。音兎がお姫様だっこで口元にやけてたし、色々反応が楽しかった。すまんすまん」


音兎はカァァアと赤くなり、加速魔法、ブーストを使用し、逃げた。

確かに速いが俺の前で速さは無意味だ。なぜなら俺は誰よりも速い。

速攻で捕まえ戻ってくるとアルフィナがポケーとしている。

「今、何が起きたのだ?」


確かにアルフィナからすればいきなり音兎が消えてオレも消えたかと思うとまた目の前に現れたみたいなもんだ。そりゃポケーってなるわな。


「とりあえずそれも踏まえて話すから質問に答えてくれ。」


アルフィナは了承の意を込め、頷く。


「まずはこの世界の名前を教えてくれ。信じられないかもしれないが、俺達は違う世界から来たんだ。」

アルフィナは驚くこともせず、


「この世界の名は、リーティン。転生者は1000に一度現れるという伝説があったがまさかホントにいるとはな。」


「そうか。次に俺たちにおかしいところはあるか?


「そうだな。まず妹君の詠唱無しの神級魔法。次にレオ様のステータスです。宜しければ見せていただけないでしょうか?」


俺は少し迷ったがアルフィナは裏切る性格じゃないはずだ。


「あぁいいよ。ステータス。」


萩田獅音


筋力:error

耐久:error

敏捷:error

魔法力:5

耐性:error


称号

神を超えし身体 転生者


スキル

格闘スキルLv7(New)


固有スキル

天上天下唯我独尊オーバーパワー 力か魔法か 苛烈なる左腕


格闘スキルが増えたな。まぁ前とほぼ変わんねーな。


「な、な、ありえん!何だこのステータスは!」


「おかしいのか?」


「まず、errorなど見たことは無いし、それにその固有スキルは伝説として語られていた空想レベルのスキルだ!信じられん!」


アルフィナは声を荒らげたが説明はわかりやすい。


「どんな伝説だった?」


アルフィナは瞳を閉じ、人差し指をたてる。


天上天下唯我独尊オーバーパワーと力か魔法か、は最も信頼を寄せる人との共有の固有スキルだ。手にした2人は神を超える膂力と世界を変える魔力を手にした。次に苛烈なる左腕。このスキルは神を殺し、魔神を下した。100万の軍勢に対し1人で勝利を収めたらしい。その3つを持つ君は異常だ。」


なるほど…つまり世界最強かな?悪くは無い。


「あ、ちなみに音兎もそんな感じだから。ステータス見る?」

アルフィナは顳かみを押さえ、首を横に振るった。


その後も質問を重ね、


「こんなもんか。逆に質問はあるか?」


「1つある。私はここに住んでもよいのか?」


今更何を言う。さっき話したろうに。


「構わないさ。ここはこの瞬間から君の家でもある。好きに過ごしていいよ。」


「ありがとう存じます!レオ様!」


「あと、レオ様じゃなくてもっとなんかない?様とか付けられたことないからさ」

「主殿。」


即答か。まあいい


「じゃあそれで頼むよ。アルフィナ。あ、あと部屋は空いてるとこ使っていいから。」


もう深夜だ。シャワーは明日の朝でいいや。


「じゃあ今日は解散で。アルフィナありがとうな。」

音兎はとっくに眠りこけた。今度はほんとに寝てる。

音兎のベッドに寝かせ、俺も自分の部屋に入り、意識を手放した。

駄文でしたがありがとうございました!


余談ですが卒業サボりました笑

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ