1章 俺、異世界へ
最初なのでものすごく短いです。次から長めで投稿したいですね
なぜ俺は草原で寝てるのだろう。それは二分前に遡る。
俺はいつものように学校に行くため家を出る。その瞬間、家の半径500mが爆発した。結果これである。
わずか2分の間の出来事だ。不幸中の幸いとして家はある。中に入ると何故か親はいないが妹がいた。
妹は起こさず放置したが、それとは別に体に違和感を感じた。
軽い。すごい軽い。というか力が漲る感じだ。
多分スーパーサ〇ヤ人3になるとこんな感覚だろう。
俺は異世界転生物の小説が好きで読んでいたからかノリで
「ステータス」
と口にした。すると
筋力 error
耐久 error
敏捷 error
魔法力 2
耐性 error
称号
『神を超えし身体』『転生者』
スキル
固有スキル
天上天下唯我独尊 力か魔法か 苛烈なる左腕
と書かれていた。そして俺は
「は?」
としか言えなかった。頭の整理が付くわけもない。
唸っていると、「獅音?」と声がする。
申し遅れたが俺は萩田獅音。
妹は音兎 。
「おはよう音兎。」
俺はいつも通り挨拶をするが
「おはようじゃないでしょ!何この状況!説明して!」
俺に聞かれてもな~
俺は今までのことを軽く説明した。
ちなみに音兎のステータスは
筋力 8200
耐久 5500
敏捷 5600
魔法力 error
耐性 error
称号
神を比肩せし魔法力 転生者
スキル
家事スキルLv2 暗算スキルLv1
固有スキル
天上天下唯我独尊 魔法か力か 千里眼 タイムマジック
である。強いのかどうか分からないが、その辺の奴には負けないだろう。
とりあえず
「音兎、外に出よう。確かめないと」
すると音兎は涙を目に溜め下を向き
「やだっ!やだやだやだやだ!ぜーったいやだもん!」と泣きながら拒否する。俺は戸惑いながら言葉を探してると
「だってレオが…お兄ちゃんが死んじゃうかも知れないじゃん!そんなのやだよ!」
俺は心がジーンとした。優しさが染みる。しかし、
「俺は音兎と生きていたい。だから行くんだ。一緒に行こう。俺が守るから」
できるだけ優しく言うと音兎は、言葉無く コクっと頷いた。俺はドアを開けて、広がる世界に胸を踊らせる。ずっとしたかった異世界転生だ!まさか平凡の塊の俺ができると思わなかった。音兎には悪いが楽しみでしかない。俺は笑みを堪えて1歩踏み出した。
to be continued