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赤い糸  作者: kzy
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思い出の場所3

食事を楽しみながらも興奮が冷めない優奈は、次のアトラクションや、妖精キャラクターとの撮影を楽しみにしていた。


そんな優奈は、僕から見ると、無理に明るく振る舞っているようだった。


「ねぇカズ君?パレードって何時からだったっけ?」

「たしか…7時じゃなかったか?」

そう言いながら僕は軽く腕時計を覗いた。


「じゃあ、まだまだ乗れるね」

そう言いながら優奈はフェアリーランドの地図を指でなぞっていた。


「ユウ君とカズ君は、次何に乗りたい? 」

目を輝かせながら僕たちに尋ねてきた。

「あ~俺はパス。」

腕で大きな×を作り悠太は音をあげていた。

(そりゃ三回もジェットコースターに乗ればそうなるか…)

そう思っていると、優奈は、

「カズ君はまだまだ元気だよね?ね~??」

小悪魔な笑顔で僕をロックオンしてきた。


「はいはい、お姫様。何なりと…」

覚悟を決めた僕は皮肉を込めて優奈に答えた。


「沙織と美奈ちゃんは、どうする?」

二人をほったらかしにはできない僕は尋ねた。


すると沙織は、こう答えた。

「だらしない悠太、放置できないから、暫くここにいるよ」

美奈ちゃんは、慌てるようにこう答えた。

「わ、私もまだアトラクション楽しみたいな」


「じゃあ5時にここに集合しよーね」

そう言い終わるかいなや、優奈は立ちあがり僕と美奈ちゃんの手を取ってアトラクションへと足を運び始めた。


そうやって僕たちは、別行動を取る事になった。





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