第3話 職業は、なんですか?
第3話 職業は、なんですか?
「勇者様、どうぞこの国をお救いください」
「どういうことなんですか?」
中井泰 クラスの中心的な存在で、頭も良い、運動良い、顔も良い……というこれまた典型的な勇者様だね~。
「今、この世界は闇の王に征服されそうなんです!それで、古来から伝わる勇者様召喚で皆さんを呼んだんですけど……」
「お願いします!私たちを助けてください!」
「………分かりました(言っちゃったよ言っちゃったよ、この人!!!!!)ですが、帰れるんですよね元の世界には」
巫女さんは、激しく首を振りながらこう言った。
「はい!勿論です!ただ、闇の王が持つ魔法を使わないとダメなので……」
「結局、闇の王ってやつを倒さないとダメならこの世界を助けて魔法を使えばいいってことか」
本和武 これまた典型的な、名脇役ですか~あっ!最後らへんで死んで、『これからみんなを、たっ、すけるん、……だぞ』て・き・な・感じ?
「では、皆さん協力してもらえますか!」
「みんな、僕たちはこれだけこの人たちは頼み込んでいる、助けてあげようよ」
うわ!テンプレ勇者様きたね~
「私たち、中井君と一緒に助けてあげようと思う」
これさぁ、一種詐欺じゃね~
「じゃあ皆さん、闇の王たちと戦うためにまず職業を決め手もらいます」
「どうやって?」
「ステータスと、心の中で唱えてください!」
ふむふむはい、ステータス!
レオ
職業
副業1
副業2
副業3
年齢16才
力…2400
魔力…158000
命中…100
速さ…3600
防御…800
賢さ(IQ)500000
《魔法》
なし
称号
神軍師 鬼才 天才魔導師 トリックスター 雅人 導師 最強魔女の息子 非道の悪魔 堕天使
これまたツッコミ所が多いね~これ、強いの?
皆さんは……平均全て800~1000だね……
勇者様の中井君は、全て1800行ってるね~…………………って、なんで全員のステータス見えるの?
称号 鬼才のおかげ…って納得するかーーー
もうみんな、職業選びに行っちゃったよ~
じゃあ僕も行くか!
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職業の間
つまらんの~全くさっきから勇者がなんだのと…
面白い奴は、こんかのう~
「ここかな、職業選びって」
またきたか、適当に選ばせるか…
「ここは、職業の間じゃ好きな職業をこの中から選ぶが良い」
「ねぇねぇ、なんで若いのに爺さんみたいな喋り方なの?」
「えっ?」
今まで職業の事でワシに聞く事は、あっても個人的な質問をする物は居なかった……
「そ、そんな事はどうでもよいじゃろ」←(ちょっと嬉しい)
「ふ~ん、でもさなんか暇だし話さない?」
「まぁよいが…」
それから、1時間程度話していた。
「楽しかったね~」
「そうじゃな」
小奴には良い職業選びを、してもらいたいな。
「これがおぬしが、選べる職業じゃ」
って、なんじゃこりゃーーーー!!!!!
「どうしたの?」
「全て最上級の職業なのじゃ!その上、最高級最上級職業があるのじゃ!!!!!」
「最高級最上級職業?」
「世界で、3人しか居ない一番の職業じゃ」
「そっか~」
普通それだけ言えば、過信の一つぐらいするはずなのじゃがな……なんか小奴とても大きい事をしそうじゃな。
「ねぇねぇ、もう選んだけど」
「見せてくれ」
「はい」
レオ
職業…神軍師
副業1…雅人
副業2…導師
副業3…トリックスター
年齢…16才
力…5800
魔力…240000
命中…100
速さ…6000
防御…1800
賢さ(IQ)…500000
《魔法》
神言葉…マスター(ユニーク)
死霊言葉…マスター(ユニーク)
光魔法…マスター
闇魔法…マスター
時空魔法…マスター
軍師魔法…マスター(ユニーク)
操心魔法…マスター(ユニーク)
《スキル》
雅技…5
薬技…8
科学&化学…5
軽業…8
剣技…8
称号
神軍師 鬼才 天才魔導師 導師 トリックスター 雅人 最強魔女の息子 非道の悪魔 堕天使
「頑張れ」
「じゃ、抜けてるよ」
「じゃあ、良い人生を」
「じゃあ、またねー(´▽`)ノ」
こうして、神軍師は生まれたのでした。