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異世解ゾンビ

作者: X=X

 きょうはとても暑いです。セミの鳴き声で耳まで暑いです。


 走っている電車のなかは不快です。多くの人が厚く重なりあって、暑さが熱さに変わって不快になるからです。だから不快を愉快に変えるため電車を停めます。


 電車は徐々に速度を下げました。扉のまえに立っていた人がガタンという音に合わせて、いっせいに進行方向に体を傾けます。これは電車が止まったということです。


 扉が開くと何事もなかったかのように皆が電車から降ります。降りる人は必ず目的地に着いた人です。


 電車から降りると風が冷たく寒いです。外は雪が降っています。どうりで寒いはずです。だから暦は一月です。


 雪が降って寒いと思う、セミが鳴くくらいじりじり暑いと思う、どちらも思うことだから暑いと寒いに同じになるのです。――


「君、この文章の、思う、とはどういう意味だね」

「どう、と言われても、もしかしたら哲学的な意味で?」

「そうだ、他になにがある?」

「あの、我は思うんだけれど、みたいなことですか?」

「君の知識はどうなっているのだ、頭のなかを見せたまえ」


 僕は頭のなかから「哲学」と書かれた箱を取りだしました。なかには時間が経って茶色く変色したくしゃくしゃな紙が一枚だけ入っていました。


 男は紙を雑に手に取ると紙に書かれた内容にはまったく興味がない、と言わんばかりに、めんどくさそうに丸めてゴミ箱へ投げ捨てました。僕のまえには、なにも入っていない空の箱ができあがったのです。


「この空の箱、もういらないです、捨ててください」

「困るよ、君、ゴミは持ち帰りなさい」


 なにも入っていない箱が、なにか入っているように見えるのが我慢できませんでした。空の箱の処分に困りました。


 男からサインペンを借りて、哲学と書かれた文字に線を二度引いて消しました。僕の哲学は虚になり代わりに「空箱」と書いてみました。これでよくなった、と安心して箱を頭のなかにしまいました。


「ありがとうございます、スッキリしました」

「そうだろう、これでわからないことは語らないで済む」

「では来週、同じ時間に伺います」


 男に次回の約束の時間を告げて会社に戻ることにしたのです。――




 うーん、ダメ。ここからなにも文章が浮かばない。書き始めたときはもうすこし話が進むはずだったはず。なにかよいアイデアは……とPCを開く。オススメの動画の通知が……と観る。


 猫ちゃんかわいい、足まるい、かわいい、太っている、おなかが床につきそう、男の子の額を猫パンチ、パンチ、やられたーい、連続再生中。十回は観た。ムダに三十分経過。これではいけない。画面を閉じる。


 お茶でもれよう。お湯を沸かす。待つ……湯気がでてきた……なんだか小腹が……確かこの辺りに……あったコンビニで見つけた新商品のカップメン……フィルムをはがしてお湯を注ぐ……待つ……これって何分待ち? 5分……何分か経ったかな……適当……待つ……もういいよね……スープから先に飲む派……熱ぅ、舌先またヤケドした ……ゆっくり食べる……麺が柔らかくなる……食べる……。


 お茶を淹れるつもりがラーメン食べてしまった、やばっ。おなかいっぱいで満足になると、もうなにも浮かばなくなることを経験で知っている。


 うーん、これはやりたくなかったが仕方がない。おもしろい記事がないかチェックしよう。マネするのが目的ではない。すこし頭を柔らかくするため。どれほど自由にものを考えられるのか知るため。教えを乞うため。よし、適当に検索して、あっカワイイ靴の広告、クリック。


 三十分経過。


 フリマサイトでひととおり靴を検索した。サイズもあったし価格もまあまあで納得して終わり。もちろん買わない。検索したかったのは靴ではない。


 考えるときは関係のない情報が入らないようにするのが正解、でも負けた。


 今度こそ集中。すべてのアプリをいったん閉じる。スマホも目に入らないところに。


 まず物語の流れを最初から考えなおしてみよう。彼はなぜ営業をしている?


 主人公はお亡くなりになって転生してしまった。転生から始まる物語。これはよくある。始まりはそれでいい、それはさまつなこと。とにかく魂は転生した異世界でサラリーマンっぽくなる。


 じゃあ、残った肉体ってどうなった? そう、普通はゾンビになるよね。ではプロットの続きを考える。


 1.主人公、斎藤舞系琉まいけるは普通のサラリーマンで趣味は物語を読むこと。彼はある日、運悪くトラックに引かれてしまい魂は異世界へ転生して物語の営業職になった。


 2.一方、舞蹴琉の残った肉体はゾンビ化、肉体だけが残されたこの世界で事件が起き始める。魂となった舞蹴琉は知ることはない。


 3.舞蹴琉は新しい世界で人を助けるようになり、彼と関わる人たちとの関係や真実がしだいに明らかになっていく。


 見えた、話の進む先が。よし乗ってきた。この勢いで次は肉体がゾンビになった世界を書いてやる。


「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「虚」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」

「無」


 マズった。ゾンビを一人称で書いたら「無」以外になにも書けなかった。ハハハ、これでは話が進まない。


 それはそうだ。死んでいるのに逃げる人を追いかけたい、人の頭をかじりたい、なんてゾンビが考えるはずがない。無心で行動してこそゾンビ。沈黙こそがゾンビ。彼はゾンビマン。彼女ならゾンビウーマン。華麗なるゾンビイズム。


 わたしはとても真面目だが、これを読んだ人はふざけすぎると感じてしまうに違いない。


 ここまで書いたのだからプロットを変更するのは気が進まない。どうしよう、どうしよう、どうしよう。――




 僕の頭のなかでぼんやりと誰かの声がしました。


 その声はぼんやりとしか聞こえてきません。いつから聞こえるようになったのか覚えていません。覚えていないので答えられません。それは不確かなことです。不確かなら「はっきり」というスパイスを掛けます。


 誰かの「どうしよう」という声がはっきりと聞こえました。


 頭のなかに「転生前」と書かれた見慣れない箱を見つけました。箱のなかには記憶が入っていました。記憶は三枚の紙に書かれていたのです。


 一枚には「営業職」と書いてありました。


 転生前でも営業職、いまでも営業職、なにも変わらない。もうすこし変化があればよかったのに、残念。


 もう一枚には「ゾンビ」と書いてありました。


 僕はゾンビだった。意外。ゾンビ営業職。誰に何を売りにいくゾンビ。


 残りの一枚には「人助け」と書いてありました。これも知りません。誰かを助けたことでもあったのでしょうか。


 文字が書かれたものを売りにいく。書かれた文字がお客さんに伝わらないと、とてもしかられる。


 頭から空箱と書かれた箱を出しました。その箱に「人助け」と書かれた紙を入れます。残った二枚の紙は転生前と書かれた箱に戻します。二つの箱は頭のなかに仕舞いました。


 頭に響く「どうしよう」を解決してあげたい。そのためにまずは、かわいらしい声の主に「彼女」と名前をつけました。


 彼女の姿を想像します。服を着た姿を想像します。どのような服が好みなんだろう。清楚系かな、かわいい系かな。


 文章を書いているところを想像します。文章を書いている人はやはりメガネかな、リムレスメガネをかけたところを想像します。


 髪の長さはミディアムで毛先だけパーマをかけたスタイルを想像します。年齢は、身長は、体重は、それは訊いたら失礼かな。


 彼女はテーブルに座りペンを持ってお話を考えています。または、スマホを使って小さな手で画面をタップしてお話を考えています。


 彼女はお話しを考えていて、続きはどうしようかと困っているところでしょう。なんとなく状況がわかってきました。僕は彼女を手助けしてあげたいです。


 彼女はベットに寝転がっています。スマホで見ているのは文章とは関係のないもの。動画投稿サイトや通販サイト。それではよいアイデアは浮かばないよ。そうだ、外に出してあげよう。


 彼女はメガネを外す。適当なところに置いてしまうとあとから探す羽目になるよ。だからここではテーブルに置いたと書いておきます。


 洗顔する、化粧水をつける、日焼け止めを塗る、めんどくさいね、でもやってあげる。メガネをかけるのはやめてコンタクトレンズにする。


 服を着替える。オークションで買ったまま着ていなかった古着のシャツとスカートに着替える。古着だけれど彼女には新しい服、新しいは楽しい、気持ちがすこしずつイイほうへと変わっていきます。


 明るい色の靴、これも買ったばかりの新しいもの。これを履いて玄関をでる。外の風が、ほら気持ち良いでしょ。駅に向かって歩いていく、スキップする、スキップする、それスキップできていない、彼女はスキップできない女。――




 駅へと続く道の両側にすこしずつお店が目立つようになる。入ったことのない居酒屋、街中華、たまに豆大福やいなりずしを買う和菓子のお店、クリーニング店、品ぞろえの悪い100円ショップ、持ち帰りの唐揚げ店だったけど今はリニューアルして持ち帰りのカレー屋。


 そして駅の改札口からすぐでたところにあるのはコーヒーショップ。その店は外からは壁一面がガラスでなかがよく見える。ガラス面にはカウンターがあって座れるようになっている。


 パソコンで作業をしている人、スマホをいじっている人、二人でおしゃべりしている人、なにをするわけでもなくぼーっとしている人がそれぞれのやり方でコーヒーを楽しんでいる。わたしもお店に入ってそのひとりになる。


 シングルオリジンと頼んで商品を受け取ったあとから、ああやっぱり甘いほうがよかったなあー、とあとから後悔することがわたし統計でとても多いから甘そうなものに変更。


「カフェラテをお願いします」


 カッコイイ店員さんが目のまえで注文に応じて手際よくわたしのためにコーヒーを煎れてくれるのを眺めるのがすき。


 店員さんがさわやかな笑顔で淹れ立てのコーヒーをやさしく手渡してくれる。お店は清潔感があって雰囲気がとてもすき。


 だからこの店は女のお客さんが多い。これは気のせいではない。店員さんの対応がとても優しくて家族的でまるで家に帰ってきたようにくつろげる、ってどこかのサイトに書き込みがあった。そういう書き込みまでチェックするくらいすき。ここまで言って自分がちょいキモだけどすき。


 やはり外にでてきてよかった。こういうときは部屋にこもっていてはダメ。愛情がこもった温かいコーヒーを受け取ると、恥ずかしがらず迷わずどばどば砂糖を入れる。


 外の通りが見える席が一つ空いていたのでテーブルにコーヒーを置く。肩にかけたバッグを下ろす。なかからPCを出して店の外を歩いている人に見えるようにテーブルに置く。


 PCの横には資料を挟んだクリアファイルを置き雰囲気づくり。仕事できる風な感じで執筆する。まずそれなりの形をつくった。形だけはできる女、よし完璧。


 カップを手に取りひとくち飲もうとして上唇に触れた瞬間「熱ぅ」と低い声がでた。はずぅ。改めてすこしずつフーフーして飲む、甘い、さすがに砂糖入れすぎた、わらい。でも、おいしいからこれでいい。


 打ち込んだプロットを眺める。ゾンビの話は失敗だった。でもゾンビのアイデアは残しておこう、おもしろいアイデアが浮かぶかもしれない。先に異世界のほうの話を広げよう。


 その世界は思うを売り買いできる世界。彼は思うをセールスする。


 コーヒーをわたしはおいしいと思う、でもほかの人はおいしいと思わないかもしれない。このコーヒーに砂糖を入れるとわたしは甘いと思う、でもほかの人は甘いと思わないかもしれない。同じものに二つの思う。


 人によって同じひとつのものに思うことが複数あるのって、なぜか不思議。――




「君、不思議ではないよ、この文章の思うとはどのような意味かね」

「彼女がそう思ったということです」

「しかし、別の人だと違うと思うかもしれない、と言っているだろ?」

「そうですね」

「じゃあ、彼女の思うと別の人の思うのは違うということで良いのだね」

「そうですね」

「では君は、違う別のものを持ってきたのかね」

「そうですね」

「そうですねではないよ、君は同じものを持ってこなきゃ、別のものを持ってこられたら困るよ」

「そうですね」

「ハハハ、君はおかしな奴だ、やり直し」

「はい」


 僕は頭から空箱を取りだして、そこに「おいしい」と「おいしい」と「甘い」と「甘い」と書かれた紙を入れました。空ではなくなった空箱を頭にもどしました。


「ではまた来週、同じ時間に伺います」

「よろしく、期待しているよ」


 駅に向かう道を映画が逆回転するみたいに後ろ向きに歩きました。こうすれば時間がもとに戻り、いままでの失敗はなかったことになるからです。


 周りをみると結構後ろ向きに歩いている人が目につきます。我が同士たちよ、ガンバレ。


 遠くの空を見ます。空は朝に食べたオレンジの皮のような色です。オレンジの皮の色は、日が暮れて一日が終わる色だと経験から知っています。


 誰かに教えられたからではありません。オレンジの皮の色を視ると朝に食べたことが浮かび、空にオレンジの皮の色を視ると一日の終わりを知ります。


 オレンジは色で、食べるもので、一日の終わり。


 そうだ、こんな日には帰りにコンビニでアイスを買って帰ろう。うまくいかなかったけれど甘いお菓子を食べれば頭がくるくる動いてきっとよい考えが浮かぶだろう。それで次はうまくいくだろう。


 すっかりよい気分で駅に着きました。後ろ向きのまま改札を通りぬけます。ICカードをかざしました。後ろ向きに通りすぎても残高は増えずに減っていました。――




 やはり外にでて、せ・い・か・い、話が浮かんでくる。


 さあ、次の展開はどうしようか。コーヒーは飲み干してしまったし商店街を歩いてみようか。


 またいつもの古着のお店で服でも見て。そのまえに本屋で雑誌をチェックしよう。今年はどんな服がはやるのかな。


 飲み終わったコップを返却口に戻す。最後に店員さんからスマイルをもらって店をでる。


 外がなにやら騒がしい、気のせい? サイレンの音が鳴り響いている。あれはなに、救急車? 消防車? それともパトカー的なもの?


 拡声器の割れたビリビリとした声がビルに反射してエコーのよう響いた音は何度も何度も重なりあってそれがさらに聞きづらくさせて叫んでいる言葉はもはや伝えるメッセージが欠落したただの暴力的なノイズの固まりだった。


 多くの人があちこちから駅になだれ込んでくる。人たちの顔は恐れにゆがんでいるように見える。


「キャー」という甲高い悲鳴のような声が聞こえる。


 身体の大きな男がわたしにぶつかる。痛い。よろけてしまう。男はわたしに当たったことに気づかない様子で、振り返ることもなく、よろけながら走っていく。なに、ぶつかっておいて謝まれ。


 人たちは言葉にならない声を叫びながら走ってくる。慌ててかけてきた人の流れが落ちついても、まだ懸命に歩いている人がまだ途切れずやってくる。


 慌てふためく人のあとからコンテンポラリーダンスをしている一団がやってくる。


     悲鳴

 悲鳴 悲鳴悲鳴

   悲鳴  悲鳴   悲鳴

 悲鳴悲鳴悲鳴悲鳴悲鳴悲鳴

 悲鳴   悲鳴悲鳴


 ダンサー ダンサー ダンサー

   ダンサー ダンサー ダンサー

 ダンサー ダンサー ダンサー


 ダンサーたちは汚れたぼろぼろの衣装を身に着けて、くねくねと変わった踊りを披露している。


 ダンサーたちは恐怖を感じさせるような独特の演技をしている。


 恐怖とは理解できない体の動きと想像できない行動によって与えられる。


 ダンサーたちは嫌がる老若男女に構わず抱きついている。


 男の姿に見えるダンサーが、逃げている女の人に抱きつきみついている(それはやりすぎでしょ)。


 ダンサーたちが近づいてくると日にちの経った生ゴミのような匂いがしてくる。


 ゴミ収集車を見かけるといつも大変なお仕事ご苦労様ですと感謝する気持ちになって、決められた時間に生ゴミをだそうと自分をいましめ慎んでいる。これはまったく関係のない話だが。


 ダンサーが近づいてくるにつれ更なる恐怖をあおる演出が見て取れる。


 さらなる恐怖を煽る演出とは、恐く見える身形をしていることである。


 ダンサーは腐ってしまった死体のようなメイクをしている。


 わたしが知っているメイクとは特殊メイクのことだ。


 特殊メイクとは恐ろしく見えるように施されたメイクの技法である。


 目の周りやチークを青く塗って痩せ細っているように見せる技法だ。


 眼球が取れてだらりとぶら下がっているように見せる技法だ(すごーい、よくできている)。


 額をケガしたように見せる赤い絵の具を垂らした技法だ。


 ほかにも肩、腕、胸、背中、腰、両の脚からも赤い絵の具を垂らしている技法だ。


 赤い絵の具をぽたぽたと地面に垂らしながら歩いている技法だ。


 ダンサーに噛みつかれた人はダンサーのような容姿になる、これは事実である。


 ダンサーに多くの人たちが噛みつかれて噛まれていない人の数は少なくなる、これは事実である。


 わたしとダンサーのあいだに噛みつく対象が少なくなる、これは事実である。


 怖いのなら逃げるべきだが、脚が震えると困難である。


 震える程度には脚は動くが、一歩を踏み出すことが困難である。


 誰もがダンサーに抱きつかれる可能性がある。


 ダンサーがこちらにやってくるとすれば、わたしも抱きつかれる可能性がある。


 抱きつかれるには首元を噛まれることが含まれている。


 わたしは噛まれている・噛まれていないということを書いている。


 わたしが書いているあいだは、まだ噛まれていないということである。


 ダンサーたちは腐ったような死体である。


 腐ったような死体はゾンビである。


 ダンサーたちはゾンビである。


 噛まれた人はゾンビである。


 ゾンビは沈黙するしかない。


「無」


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