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戦国魔法奇譚  作者: 結城謙三
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いざ!大垣城ヘ

大垣城

「では、前田利家殿 これより岐阜城へと向かいます お世話になりました」

利家の手を取り、頭を下げる ブルート

「「「「「「「「お世話になりました!!」」」」」」」」

それに続いて、頭を下げる 天武の面々

「それは、寂しくなりますな〜 甥の慶次郎ですが、どうしても付いて行くと聞きませぬ

邪魔なようでしたら いつでも帰らして下さい」

「叔父上!拙者は、この子供達の先生なのです 奥義を伝授するまでは離れられませぬ」

「お前より、天武の子供達のほうが、しっかりしているように見えるがな。。。」

「利家殿、確かに慶次郎殿の野生的な剣術も、子供達の勉強となるでしょう

何より、子供達に慕われております しばらくの間、お借りいたします」

「さすがブルート殿!わかっていらっしゃる と言うわけで叔父上行ってまいります」

「迷惑を掛けるでないぞ! ブルート殿、信忠様 どうか道中お気をつけて」

岐阜城再建とバハムート攻略のために、大垣城を後にするブルート等と天武の子供達

風魔党20名と武田、徳川より選抜された 弓の名手達500名が一路 岐阜城を目指す



岩村城

「羽柴秀吉殿! 羽柴組は、誠に凄まじいですな!! 10日ほどで家屋のみならず

通りまで舗装して頂き 陽が落ちると灯る、この殺生石の街灯など、どこの城下を見ても有りませぬな!! いや〜素晴らしい」

「秋山虎繁殿、それだけでは、御座いませんぞ この舗装路の下には、下水管というものが幾本も走っていまして 各家屋から出た汚水がここを通って、浄化されながら

あそこに出来た池に貯まります それを農業用水として利用して下され」

殺生石に洗浄魔法を込めた物を、貯水池の流入口に設置する事で飲用にも使える水となる「いやはや羽柴組の技術は、凄まじいですな、頭が下がりますぞ!」

「すべては、将軍·武田信玄公と天女様のお力です 我らは、手足となって動くのみ

では、次の現場に向かわねばなりません 短い間でしたが、世話になりました」

「次の現場と言えば、岐阜城ですな、火竜の居る御嶽山との最前線になるわけですな

どうぞお気をつけて」

「火竜でも壊せぬ城を造って參ります」


「どうするルイ? 夢で見たお玉様の、お告げに従って、もうしばらくここで静養する? そうするなら私から天女様に伝えておくけど。。。」

旅支度を終えたお雪が、ルイに問い掛ける

「そうですね、回復はしましたが、まだ戦える状態では有りません ルイは、十分に戦いました もうしばらく休まれてはどうでしょう?」

治癒を施しながら、ルイの顔を覗き込む おりん

「ああ でも俺も行くよ、たとえ戦えなくても、俺の空間収納が無いと、みんなが困るしな お玉様が、どうなったのかも気になるし」

「そうですね では、羽柴組のみなさんと出立する事にしましょう」

「じゃあ、そろそろ、下着を履かせてもらえるか?」

「しょうがないですね、名残惜しいですが 許可します」



下鴨神社 葵生殿

「お館様、岐阜城へ向かおうかと思います。。。」

「そうか、誰か共に付けようかのう? あまり寝ていないのじゃろう? 食も随分と細かったとみんなが心配しておるぞ?」

普通に丼で飯を平らげたのだが、丼飯一杯では、周りから心配される エヴァ

「いえ それには及びません 大丈夫です ちゃんと寝ましたし、一箇所だけ寄りたい所もありますので」

「そうか。。。天女殿なら心配いらぬとは思うが、道中くれぐれも気をつけてのう」

「ありがとうございます お館様、心配しないで下さい では、行ってまいります」

下鴨神社に残った者達に別れを告げ 道中の腹の足しにと山ほど食料を持たされる

その足で、晴明神社へと向かう エヴァ



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