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戦国魔法奇譚  作者: 結城謙三
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岩村城 復興

また遅くなってしまった。。。

ブラジルに住んでいるのですが、あまりの暑さに脳が溶けて耳から。。。

プールに飛び込んでしまうものですから すいません

「お玉様、おりん様。。。大嶽丸様の事は、残念でした。。。」

人型に変幻する妖狐

「まぁね ルイも大嶽丸も無茶をするからね、数年で復活はするからね 心配ないよ」

「叔父上が戻られるまで、一緒に待ってくださると天女様が仰ってくださったので

私も大丈夫ですよ なんでしたら2,30年戻らなくても寂しくないです ふっふっふ」

少女のような、笑みを浮かべる おりん

「大嶽丸のおっさん、不憫すぎるだろう。。。」

同じくらい不憫なルイが、大嶽丸に同情する

「ルイや、あんたの気が早るといけないからね、言っていなかったけど 母竜の気配は

もう無いよ 死んだようだね」

「お玉様!本当か!? そうか。。。ベヒーモスを倒したんだな」

「ああ 間違いなく、あんたの最後の一撃が致命傷になったようだね」

しかし母竜が息絶えてすぐに、残った子竜達の魔力が数倍にも膨れ上がった事を

妖狐は、伝える事ができなかった

「凄いよルイ!みんなの悲願がようやく叶ったんだね!!」

ルイの手を取り、喜び合う お雪

「お玉様が、弱らしてくれていたからな ベヒーモスより更に強い子竜が、残っているからな 早く動けるようにならないと!」

「無理はしないでね ここの復興工事に2週間を予定しているから、それが終わったら

羽柴組のみんなと岐阜城に向かうから ゆっくり治してね」

「ありがとう お雪ちゃん、そんなに心配してくれて。。。」

感激し目頭が熱くなる ルイ


「ところで、お雪ちゃんは今夜は、どの部屋で休まれます?」

「おりん様と同じ部屋で構いませんけど?」

「私は、毎晩ルイと一緒にこの布団で寝ていますが 3人は、ちょっと狭いですね?」

「ふ〜〜ん 毎晩一緒に寝てるんだ〜〜?」

氷のように冷たい視線でルイを見る

「ちょっと待って!治療だって言うし、指一本まともに動かないのわかるよね!?」

必死に言い訳をする ルイ

「ふ〜〜ん 股間の$#@&は、元気そうだけどね」



翌日より、復興作業に取り掛かる 羽柴組

「これは、秋山虎繁殿、お久しぶりに御座います」

焼け野原と化した城下に図面を広げる、羽柴兄弟の元に訪れる 秋山虎繁

「羽柴殿 久しぶりであるな 大層のご活躍だと聞いております 今回は、遠路をこのように早く駆けつけて頂き、かたじけない 焼け出されて家の無い民が溢れておりまして」

「すべては武田信玄公の指示です 大変だったろうが、もう少し頑張ってくれと

言伝を預かっております 素晴らしい主君ですな」 

「誠に、素晴らしき主君です 長らくお会いしていませんが お元気そうで何よりです」

「お会いしたら、驚かれますぞ 日に日に若がえっているようにさえ見えまする」

秀長が両手を広げて大袈裟に驚いてみせる

「それは、楽しみですな! ところで今回の滞在は2週間の予定と聞いておるのですが

200戸ほどの住宅が不足しておるのですが、どれほど建てて頂けるでしょうか?」

「資材もすべて揃っていますし、下地まで出来ておりますので、2週間もかからずに

200戸すべて終わりますな、大通りには、店舗付き住宅も建てましょう」

「えっと!?聞き間違いですかな? 200戸ですぞ?? 1戸の家でも2週間で建ちますまい?」

「武田信玄公、直属の羽柴組は、それが出来てしまうのです ちょっと見ていて下さい

では、お雪殿、よろしくお願いします」

「はい それでは、皆さん頑張ってくださいね ヴァルキュリアよ願いを聞いて下さい ここに集いし全ての者に脈動を!奮い立たせよ!!」 


「待ってました!!」「よ〜し働くぞ!!」「俺は蟻だ!蟻になるんだ!!働き蟻だ〜」

柱を束ねて、軽々と持ち上げる者  目にも止まらぬ速度でかんなをかける者

猛烈な勢いで石畳を成形していく者  意味も無く走り回る者。。。

「火竜の、襲撃にも驚いたが。。。。羽柴組にも驚いたな!? というか、わしも無性に働きたいんじゃが!! 何か出来る事は無いか!!??」



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