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戦国魔法奇譚  作者: 結城謙三
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北条氏政

ブックマークしてくださった方

ありがとうございますm(_ _)m


1話目ですが、大幅に加筆修正しました。。。

なぜって? あまりにも不評だったので(´;ω;`)

内容は、ほぼ同じです 興味のある方、読んでやってください



小田原城 北条氏政居館

「殿!こちらが、天女様とその付き人に御座います」

「小太郎!その物言いは、何じゃ!!わしの客人ぞ!!

失礼した 本多忠勝殿、久し振りに御座るな 今川氏真殿を通じての同盟を結んだ時 

以来であるから、もう4年にもなるか。。。あの頃は、少年の面影もあったが、すっかり立派になられたな。。。

家康殿は誠に残念であったな 惜しい御仁を亡くしたものだ。。。

そして天女殿、お初にお目に掛かる 息子の氏直が世話になっておる 元気にやっておるだろうか?」 

「お久しぶりに御座います 急な来訪にも関わらず、時間を取っていただき誠にありがとうございます」控えめに挨拶を述べ エヴァを見る 本多忠勝

「お初にお目に掛かります 北条氏政殿、氏直君は元気に励んでおられますよ 

今は、京の下鴨神社で将軍の護衛の任に就いております」

「なんと!義父殿の護衛とは元服を前に、その様な大役を仰せ付かるとは。。。

あやつの母親、黄梅院にも聞かせてやりたかった」

「本日 お伺いしたのは、このお守りを氏政殿に受け取って頂きたく」

忠勝が懐より取り出した、殺生石の付いた首飾りを北条氏政の前に置く

「天女殿が、わざわざ持って来られたのだから、ただのお守りでは無いのだろうが?」

首飾りを手に取り、まじまじと見つめる

「それは悪霊·怨霊のたぐいから憑依されるのを防ぐ加護を施しております

我々が戦っている敵に、人に憑依する魔獣が居りますので しばらくの間は、肌身放さず着けて頂ますよう、お願いします」

「殿!その怨霊とやら、それがしも見ましたぞ 関ケ原で織田信長に取り憑いていた奴ですな!」風魔小太郎が興奮したように述べる

「なるほど。。。と言うことは、織田信長があのような暴挙に及んだのも、その怨霊とやらの仕業と言うことか?」

「そう言えると思っています しばらくの間は、ご辛抱ください」

「わかった風呂の時にも決して離さぬぞ さて昼飯にしようと思うのじゃが 是非食べて行かれよ 目の前の相模の海で揚がったばかりの魚介を刺し身で用意させておる」

「「頂きます!!」」


お土産にと、小田原名物の梅干し、蒲鉾、イカの塩辛等を山ほど持たされ

鳩小屋を設置し、いつでも連絡できることを告げ、小田原城を後にするのだが。。。

なぜか着いてくる 風魔小太郎と風魔党の面々

「小太郎。。。なぜ着いてくるのだ?」

「こちらの台詞だ! 俺たちは、殿より氏直様のご様子を見てくるようにと命じられただけだ 京に向かっているだけだが。。。 お主も京に向かっているのか? 偶然だな」

「白々しいが まぁ良い 拙者と天女様の速度に付いてこれる筈も無いからな!

さぁ 急ぎましょう 天女様!!。。。天女様!?。。。あっ!?」

またしても、慌てて口を塞ぐ 本多忠勝

「天女様は、やめて下さいとあれほど。。。風魔党の皆さんに速度強化の加護を授けます 京まで御一緒しましょう」

「ありがとうございます 天女様! お前たち荷物をお持ちしろ!!」



「ブルート。。。見てくれ。。。」

左腕に菱形の盾を通し、右手に50cmほどのメイスの先に、直径30cmほどの棘のある鉄球がついた いわゆるモーニングスターを持って立つ アラン

通常のモーニングスターと異なるのは、盾とメイスの石突が蛇の目状の鎖で繋がっており、遠距離の敵に対しても対応が出来るようだ

「なるほど、打撃系で遠距離も攻撃ができるわけだな?」

「ふっふふ。。。鬼丸を。。。錬成した。。。」

得意気に鼻で笑うアランが、鎖の部分を持ち魔力を通すと蛇の目が“カシャッカシャッ”と

音を立てて連結され一本の棍棒となり、柄の部分を脇に挟み“ブゥンッ!!”と横薙に振るって見せる

「この盾。。。ベヒーモスの。。。尻尾を使ってみた。。。」

左腕に装着していた縦横40cmほどの盾に魔力を通すと“カシャッ!カシャッ!”と縦横に伸びていき、アランの体が隠れるほどの、縦に長い長方形のタワーシールドとなる

「これは、凄いな! 戦う準備は、整ったという事だな!」



ブックマーク&星で評価などして頂けると嬉しいですm(_ _)m

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