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戦国魔法奇譚  作者: 結城謙三
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エヴァの罪

またやってしまいました(T_T)

同じ話を2回投稿 すいませんm(_ _)m

「貴方なら、そう言ってくれると思っていましたが。。。

マリアルバ王国の3組目のSランク冒険者になる為には、王国最大のダンジョンである

サランドル·ダンジョンを踏破するのが、もっとも近道でした

ダンジョンというのは、ダンジョン核という生命体が、途轍もない長い年月をかけて

周囲の環境を侵食していき巨大な魔物たちの住処を形成していき

その中で、核を守るための魔獣を生み出していくのです

ですから、核の優劣により住処の大きさも魔物の強さも様々ですが

サランドル·ダンジョンは、地表から地下へ地下へと伸びていき、50階層からなる 王国でも最大で最強の魔物が跋扈するダンジョンとなったのです」


「そのダンジョン核という物を破壊すると、魔物も出てこなくなるというわけですか?」


「そうなのですが、ダンジョンから得られる恩恵というのが莫大なものなのです 

魔物を倒すことで得られる、冒険者の経験値や倒した魔物から採れる魔石

ダンジョン内で採掘出来る鉱物や魔力を帯びたアイテムなど、まさに宝の山なのです

ですから、最下層で核を守るボスモンスターを倒しても、通常は核を破壊しません」


「と言うことは、経験値や魔石を目当てに冒険者が集まって来るというわけですね?」


「そうですね、良質なダンジョンがある周囲には、自然と街が形成され 

サランドル·ダンジョンなどは、大きな都市となっています

そんなサランドル·ダンジョンを私達は、3週間をかけて最下層である50階まで辿り着きました ベヒーモスのいるボス部屋の扉を開け 数時間に及ぶ死闘を繰り広げます

想定していたよりも、ベヒーモスは強く 撤退もできない私達は、ブルートの完成していない転移魔法でボス部屋から転移して逃げる事を選択するのです

転移魔法は発動するのですが、ボス部屋の濃厚すぎる魔力の影響か、時空までも超えてしまい 昨年の三方ヶ原へと私とルイが転移させられ 瀕死のアランはブルートと共に琵琶湖の湖畔へ、最悪な事にベヒーモスまでも巻き込んで転移させられたわけです

そこからは、忠勝殿も知っての通りです」


「そのベヒーモスと言うのが、火竜と言う事ですか。。。」

「そうですね、転移魔法など使わずに、あのままダンジョンで果てていれば、この世界に、これほどのベヒーモスによる犠牲者も出さなかったでしょう」

「しかし火竜を巻き込んだ事は、事故ですし 転移魔法が無ければ、天女様と出会うことも無かったのですから。。。天女様の命を救ってくださったブルート殿には、感謝しかありません」

「貴方は、呆れる程に前向きなのですね。。。知っていましたが

そういう訳ですから 私達は、命に変えても火竜とその子供たちを討たなければならないのです」

「はい 共に討ち果たしましょう!!」

「忠勝殿。。。ちゃんと聞いていましたか? 私達が火竜をこの世界に連れてきたうえに私は、純粋な人間では無いのですよ!?」

「すべて聞いておりました、話してくださりありがとうございます なんの問題がありましょう 事故により連れて来てしまった火竜は、我々の手で討ちましょう

他種族の血が混じっていると言われましても、天女様は天女様です しかも長命な種族となれば、これほど喜ばしい事はありません」

「えっと。。。世継ぎも出来にくいのですが。。。」ぽっと頬を染める エヴァ

「頑張ります。。。夢でお告げがありました! きっと女の子を授かります!」



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m(_ _)m

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