魔力操作
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天武の全員に魔法の種の植え付けも無事に終わり それぞれが4大属性の内1つ、または4つすべてをを取得した者もいる
魔法を行使するための“魔力感知” “魔力循環”は気を練る修練のおかげで、全員がすぐに習得し“魔力操作”が日々の修練に加わった
魔法の授業に魔力操作の修練は、もっとも魔法に対して造詣の深い
ブルートが時間の許す限り担当することになる
鳴海城 北曲輪 山組教室
そんなブルートの授業風景
「午後からの魔力操作の実践に備え、魔法の基礎を学んでもらう 出来るだけ解りやすく説明するが、解らないことがあれば聞いてくれ
全員が4大属性である、火水土風のいずれか、あるいは、武田信勝のように2つ、さらに井伊直政のように4つすべての属性を持つ者もいる これは決して複数持っている方が優れている訳では無いから勘違いをしないように
個人が行使できる魔法の特性というのは千差万別で基本的には、4大属性とこれから皆が、召喚する精霊魔法の組み合わせになる」
「つまり4大属性だけでは出来ない事が、精霊魔法との組み合わせによって出来るようになるという事ですね?」織田信忠が手を上げて質問する
「簡単に言うと、そういう事だな 例えば殺界で直政が使った石化魔法は、4大属性の土と火の組み合わせで行使できるのだが、石の精霊を持つ者も行使できるようになるし、火属性に石の精霊の組み合わせで極めると究極魔法·彗星爆砕(メテオ·ストライク)が使えるようになるかもしれない。。。というように個人によって行使できる魔法は、まったく違うという事だな
では午後の実践授業でやる4大属性の魔力操作を説明する·················」
全員が熱心に耳を傾け、魔法の授業の終わりを告げる鐘がなる
鳴海城南 天白川辺り
城外へ出て、天白川の河原で午後の授業となる
「では、魔力操作の基礎からやっていこうか まずは、それぞれの属性の“矢“を正確に放つ修練からだ やってみるからよく見ておくように」
天白川の上流から、小さな紙製の船が流れてくる 河原から20mほどの距離でブルートが手の平を向け、赤い魔力が手の平に集まり矢の形を作ると、一切の反動もなく船に向かい飛翔する ぼっ!と音を立てて紙の船が燃え上がり沈んでいく
「これが“火矢”だな それぞれの属性で、土矢·風矢·水矢となるわけだ 皆ならすぐできると思うぞ」
ブルートがそう言うと、上流から20を超える船が放たれる
動く小さな的に正確に矢を当てることに悪戦苦闘する子供達 1時間ほどが経過し
全員が船を沈める事に慣れてくると、徐々に向こう岸へと距離を伸ばしていく
「今日は、この辺で終わるか この矢というのは、遠距離を攻撃できるが威力は、さほど高くない この威力を上げるには魔力量を底上げするか、魔力の質を上げるかだな
明日からもここで授業となる、火矢、火球、火盾、火槍、火壁の順に実践練習していく
じゃあ また明日」
「「「「「「「「「ありがとうございました!!」」」」」」」」」
「お疲れ様、ブルート 子供達の魔力操作は、どうですか?」
「ああエヴァか、俺達の子供の頃より、遥かに優秀だな 末恐ろしいほどだ。。。」
「先生が良いせいですね」
「全員が自分の身を守れる壁を作れるようになるまで、それほど時間が掛からないかもしれないな」
「明後日には、また京に向かわねばなりません 予定通り明日に【精霊降臨の儀】を行なって良いですね?」
「ああ エヴァにしか出来ないからな 明日にしよう」
翌日の天女堂
“汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ 誓いを此処に。 我は常世総ての善と成る者、 我は常世総ての悪を挫く者。 万物に宿りし神々、 抑止の輪より放たれ、この常世に顕現されよ―――! “
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