鳴海城 北曲輪
鳴海城 北曲輪 中食堂
有事では無い期間に限り、一般の民に開放されている区画があり
昼の時間には、200人が収容可能な食堂が解放され無料で昼食が提供される
入りきれない民衆には、お弁当まで用意されている
出入り口に設置された寄付箱、供え物置き場には、当初の予想を遥かに超える
寄付、供え物が置かれ 鳴海城全体で300人を超える調理師の手により温かい料理へと変わる
その味も一般の食堂を凌駕しており、城下だけでなく近隣の農村から足繁く通う者も少なくない
鳴海城 北曲輪 教室
月曜日から金曜日の午前10時から正午までの2時間 午後2時から4時までの2時間
50人が収容可能な各教室で授業が行われている 老若男女を問わず受け入れているが
予想を超える人気のため、整理券を配布する自体に陥っており 増築が検討されている
風組教室 初級算術 林組教室 中級算術 火組教室 初級国語 山組教室 中級国語
と分けられ 主に算盤、読み書きを習得出来る
鳴海城 北曲輪 天女堂
この鳴海城の中では主練兵場、大食堂に続き3番目の面積を誇る 2000人の収容が可能な大型施設で
当初は集会所として建てられたが、毎週日曜日に天女様の奇跡を受けられると一般に解放されるようになり
天女の奇跡を受けると、体調不良や病が治ると
評判が評判を呼び、近隣住民だけでなく東海·近畿全域、遠くは東国からも
天女詣でが広まっている
出入り口に設置された寄付箱、供え物置き場には
各地の名産がうず高く積み上げられる
鳴海城 北曲輪 練兵場
練兵場と呼ばれているが、一般に開放されている広場であり子供向けの遊具が多数設置されており
一日中、小さな子供達とそれを見守る、お年寄りの姿が目立つ
もう少し大きな子供達は、柔らかい素材でできた
刀や槍が貸出されており、合戦遊びが子供達の間で
大流行している
ところが最近になり大人の姿も、チラホラと見かけるようになり より戦略的な合戦遊びとなり
子供をそっちのけで遊ぶ、おっさん達の姿が目立つようになってきている
先頭に立って遊ぶ、本多忠勝の姿も目撃されている
鳴海城 北曲輪 物品販売所
日の出から、日の入りまで営業されており
大型の冷凍·冷蔵庫が設置され、地元の野菜や海鮮物、加工食品から着物に農耕用具、武具など幅広く扱っており 地元の民だけでなく、遠方から訪れた人々にも好評を博している
ちなみに一番人気は、天女の姿を模した天女像で小さな物は、手の平に収まるものから等身大まで様々な大きさが用意されている
このように鳴海城自体が地域に根差した一大産業となり、多くの雇用を生み出している鳴海城が天女城と呼ばれるようになるのも当然と言えるのかもしれない
最近では、視察に訪れる地方領主が後を絶たず
地方都市の模範として全国へと展開していくかも。。
そんな北曲輪に天女が井伊直政と千代を伴い姿を見せる
食堂では、人々に混じり食事を摂り 教室を訪れ授業の見学をし、その後練兵所へと向かう
「これは天女様、ここにお顔を見せるとは、珍しいですな」子供達とチャンバラごっこに汗を流している
本多忠勝が白い歯を見せて微笑む
「この子達に北曲輪の見学にと回っているのですが、忠勝殿。。。貴方は、何をしているのでしょう?」
「この子供達に将来、武田、徳川の為に戦えるよう今から戦というものを教えておる所です」
「その割には、貴方もとても楽しそうに見えますが」
「お恥ずかしい 今まで気付かなかったのですが思いのほか、子供好きだったようで。。。天女様、将来子供は、何人くらいが良いでしょう?」
「好きなだけ作れば良いと思いますが。。。」
「やはり、そうですよね!! よし皆 全員で掛かってこい!!! あっはっはっはっは〜」
そこに居た50人ほどの子供全員にそっと、あらゆる強化魔法を掛けるエヴァ
「直政君、千代ちゃんも遊んでくるといいですよ」
にっこりと微笑む エヴァ