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第十話 真の統合魔法

 ワールド・トランジションのリングをくぐって降り立った先の魔法界は、どこか欧風の印象を受ける家が立ち並ぶ閑静な住宅街だった。

 右手には大きな川が見え、川の向こうはビルも建っていて、発展しているように見える。繁華街かな?

 リングゲートを消し、


「綺麗なところだねっ」

「世間話は後よ。警察署へ急ぎましょう! ええと、ここがシャインストーン橋の近くのムーンフラワー川の川沿いだから、まず北ね!」

「レッド、先頭をお願い~。ついていくから~」

「ええ、そうしましょう!」


 アーニャちゃんを先頭にして、私たちは住宅街を走り出した。まず北へ。そしてある程度たったら、曲がり角を左へ。すると、大きい建物が見えた。きっとあれが……。


「見えたわ! あれが、フリージス市の警察署よ!」


 ここ、フリージス市って言うのか。

 警察署の中に入り、受付の警察官らしき制服の人のところへ駆け寄る。


「どうしたんだ、君たち。こんなところでリフレクト・メンタルなんかして……もしや、暴漢に襲われたか? もう安心していいよ」

「暴漢は暴漢ですけど、相手はトレイターズなのよ!」

「なっ?! トレイターズだと?!」


 驚く魔法界の警官さん。結構有名なマフィアなのかな? それともここが警察署だからだろうか。


「まあまあレッド~、まずはリフレクト・メンタルを解いて色々説明した方が良いよ~」

「あっ、そうね! 失礼しました!」


 私たちはリフレクト・メンタルを解き、今までのことを全て話した。アーニャちゃんが科学界へ飛ばされたこと、黒影と何度か戦ったこと、その原因はトレイターズで、トレイターズの構成員とも何度か戦ったこと。そして――。


「この位置情報に、トレイターズのアジトがあります! そこに、ナリユキ・イトカワ教授も捕らえられているんです!」

「君が行方不明だったアーニャ・ガーデナーさんであることは確認がとれたし、それにこの位置情報に記録されている魔法紋は、間違いなく捜索中のイトカワ教授のものだ。君たちを信じよう。すぐに特殊部隊を急行させるから安心してね」


 そうか、証拠としては魔法紋もあったか。

 ひとまず、これで一安心かな、というところなのだが……どうも、嫌な予感がした。


「妄想だ、妄想!」


 クロがいつの間にか現れていて、煽ってくるが……今回ばかりは、この胸騒ぎがただの妄想であってほしいと自分でも思った。

 このまま、無事に終わりますように。


       ◆


 魔法界、ガルティア国の警察の特殊部隊は、事前情報にあったイリーガル・トランジションで逃げられないよう、大型ナチュラルによる転移妨害を用意した上、九十九名の大部隊で急襲をかけた。

 トレイターズのアジトは、ひまり達が転移した地点から、シャインストーン橋を渡り、さらにフリージス駅よりも南にある三年前にできたばかりの新しい大型デパートの地下にあった。

 元々トレイターズは、フリージス市のあるガルティア国ではなく、そのすぐ西に位置するスラムの多くあるスカンチア国でのさばっている組織であり、フリージス市には秘密裏に進出していたのだった。ビルの建設から全てトレイターズとその傘下の組織で行ったために可能なことだった。

 デパートの従業員はそこがトレイターズによるものと知らないで働いていた末端の者も多かったが、幹部クラスはみな構成員だった。

 そのため、部隊が踏み入った際、即座に応戦する者もいた。構成員たちは荒事になれている者も多く、しかも出力を極端に引き上げてあるイリーガル・アーティファクトやイリーガル・ナチュラルを所持し脅威ではあったが、訓練を受けた隊員と比べれば練度にかけ、また協調性もなかった。隊員たちはその隙をついて一人また一人と無力化していった。

 地上九階部分はすべて掌握した後、地下へと進む。そこでも全ては順調だった。そして最も奥の豪華な部屋に隊員たちが踏み込むと、白髪碧眼、長身だが太ってはいない体躯、そして鷹のような目をした老人がいた。机を挟んで隊員側を向いて革張りの椅子に座っている。


「やれやれ、手荒な訪問だな」

「トレイターズのドン、ヴィンセント・ゴッティだな? ナリユキ・イトカワ教授拉致事件の他、様々な容疑が上がっている。投降しろ、さもなくば撃つ」


 隊員はショットをいつでも撃てるように短刀型のアーティファクトを構え、ヴィンセントに警告する。

 ヴィンセントは――、素直に両腕を上げた。


「よし。そのまま立て」


 その瞬間、ヴィンセントの右手の中指にはめてあるごつごつとした金の指輪の、青い大きな宝石から火花が散った。


「なっ?! 貴様、それは――!」

「フューズ……!」


 ――ヴィンセントの特製のイリーガル・アーティファクトによる、専用のイリーガル・マジックが発動した。彼の全身が不気味な暗い灰色に発光する。


「撃て! 撃てーーっ!」 


 部屋に踏み込んでいた五名の隊員がショットを撃つ。瞬間、ヴィンセントの体の周りにどこからともなく現れた無力化したはずの構成員たちが盾となりそれを防いだ。


「な、何……?! 馬鹿な、転移妨害は――」


 その後も現れ続ける構成員たちはみるみる内に増えていく。よく見ると彼らには生気がなく、ピクリともしない。どうやらすでに事切れているようだ。


「死んでいるからか、クソッ!」


 転移妨害は生きたままの転移をできなくする魔法であり、死んでいれば取り寄せることはできる、というわけだ。


「支給したアーティファクトに、細工しておいたかいがあったというものだ」


 そして構成員たちの死体はただ現れるだけではなく、見るも無残な肉塊へと変わってヴィンセントに合体していき……、


「退避! 退避しろーーっ!」


 部屋を埋め尽くさんばかりの元・構成員たちによって圧死の危機を感じ取った隊員たちは部屋から走り去る。

 その背中へ、


「私は……魔神イヴィルティ様の力を借りて、神に反逆するのだァ!」


 と、叫び声が響いた。


       ◆


「ちょ、ちょっと、何よあれ?!」


 警察署の窓から外を眺めていたアーニャちゃんが、素っ頓狂な声を上げた。


「どうしたのっ?」

「グロい巨人が繁華街の方に……うぷ」


 アーニャちゃんは手で口元を抑えて目を逸らした。そんなに気持ち悪いのかな。

 目を外に向けると、火を通していない肉団子のような色の、二十メートルはあろうかという巨人が暴れまわっていた。


「うっ……」


 私も気分が悪くなる。


「……もしかして~、トレイターズかな~?」


 気分の悪そうな顔でほのかちゃんが言う。きっとそうに違いない。


「特殊部隊より緊急伝令! マルノゴデパートに潜伏していたトレイターズのドン、ヴィンセント・ゴッティが不気味な巨人に変貌したとのこと!」


 警察署の二階から走り降りてきた人が周囲の警官たちに向かって叫ぶ。やっぱりそうだった!


「本部からは、直ちに出動せよとのこと! 飛行ナチュラルの使用許可は下りています!」

「了解!」


 警察署内の警官たちは何やら靴からブーツに履き替え、受付の一人を残して慌ただしく出ていった。

 先行している特殊部隊だろうか、空を飛びながら巨人にショットを撃っている人々がいる。しかし、あまり効き目はないようだ。命中しても、巨人は微動だにしていない。一方巨人のヴィンセント側からの攻撃はというと、圧倒的だった。ダーク・ガトリング・ショット、というとどろく様な呪文詠唱が聞こえたかと思うと、次々と警官たちが撃ち落とされて行く。そして流れ弾は――。


「街が壊されていくわ……!」


 泣きそうな顔でアーニャちゃんが言う。フリージス市に愛着があるのだろう。私だって偉多川市を壊されたら悲しい。


『市民の皆さん、落ち着いてただちに避難してください――』


 防災無線のようなものだろうか、恐らく魔法によるものだろうアナウンスが街中に響いている。市民の悲鳴も、ここまで聞こえてくるほどだ。

 フリージス市は大混乱に陥っていた。


「ねぇアーニャちゃん~、複数魔法同時起動は統合魔法の使い手しかできないはずなのに、なんで警官の皆さんは飛びながら戦えるの~?」

「飛行ナチュラルを使えば、自分でフライ・ハイを使わなくても空を飛べるわ。操作には訓練が必要だけどね。さっき飛行ナチュラルの使用許可は下りているって言ってたでしょ? 履き替えていたブーツがそれよ」

「なるほど~」


 ヴィンセントはビルを破壊しながら前進し、地上にあったらしい何かを破壊した。


「あと三つだ! ウオオーーッ」


 勝どきを上げる肉塊の巨人。


「あれは~……何をしているのかな~?」

「この反応は、たぶん転移妨害ナチュラルを破壊しているんだわ」


 アーニャちゃんがアーティファクトを操作しながら言う。


「東西南北に一つずつあって、範囲的に転移をできなくしているのよ」

「全部壊されたらどうなるのっ?」

「トランジションができるようになるわ。どこか遠くや、科学界へも逃げられるでしょうね」

「そんな」


 あんな化け物が偉多川市に現れたら、大災害なんてものじゃない! 向こうには今、魔法使いはいないんだよ?


「ねぇ皆、私たちも――」

「ええ、行きましょう! 黙って見てられないわ!」

「マジカルガーディアンズ、出動だね~!」


 私たちは警察署をこっそりと急ぎ足で出て、警察署の入り口前の開けた空間に出た。

 円陣を組む。


「二人とも、ありがとう」


 アーニャちゃんがお礼を言ってくる。きっと、自分の故郷を守るための戦いに巻き込んだとでも思っているのだろう。


「科学界のためでもあるし、毒を食らわば皿までだよっ」

「それに何をいまさら~。友達でしょ~。悪いのはトレイターズだし~」

「それでも、ありがとう。……行きましょう!」

「「「リフレクト・メンタルー-!!」」」


 赤、青、虹色の魔法力に包まれ、アーニャちゃんは深紅の、ほのかちゃんは群青で和風の、そして私は黒メインのミニスカドレスに変身した。それに伴い、それぞれ髪と眼の色もいつも通り変わっている。この銀髪にも慣れてきたな。


「あっ、君たち!」


 警察署の入口の方から、受付にいた警官の呼び止める声がする。


「ごめんなさい! 行かせてくださいっ!」


 私たちは無詠唱でフライ・ハイを使う。その時、虹色の魔法力が見えたようで、


「とっ、統合魔法?!」


 と、警官の方が驚く声が聞こえた。その隙に、私たちは戦場へと飛び去る。



 ヴィンセントと戦っている警官隊の内の一人に、今まさにショットが命中するといったところで、間一髪、ほのかちゃんのプロテクト・ガードが間に合った。


「ありがとう、君たちは一体……」


 助けた警官は、女性だったようだ。


「ギリギリだったね~」

「やられっぱなしでたまるもんか、よ! ファイアー・ショット!」


 アーニャちゃんの特大のショットが肉塊の巨人・ヴィンセントに命中する。巨人の肉を幾分焼き払うが、すぐに修復されてしまう。


「すさまじい威力だ……!」

「私たちも参戦します! サンダー・ショット!」


 私も強力なショットを撃ち命中するが、結果はアーニャちゃんと同じだ。


「虹色の……統合魔法?!」

「足手まといにはならないはずです!」

「……よし、わかった。民間人でも緊急時は対応することが許されている。情けない話だが、今は君たちに頼るしかない! こちら隊長、三人の民間人を緊急措置として部隊に加える! 今のを見ただろう、サポートに回れ!」


 部隊の隊長だった方が、テレラインで他の隊員に通達してくれる。警察に参戦する許可をもらえたのは良いが、問題はどうやって倒すかだ。

 そのことを言うと、


「そうね、結局、魔法使いには変わりないんだし、相手のイリーガル・アーティファクトを破壊すれば何とかなるんじゃないかしら? リミット・ストライクで一発よ!」


 とアーニャちゃんが言うが、隊長さんは頭を振った。


「破壊できるならそれでいいんだが……。生半可な攻撃はすべて肉塊が防いでしまう。リミット系の魔法も同様だ。対策がしてあるようであれは通り抜けられない。加えて、ヴィンセントは部下を肉塊に変え、自身に合体させるようにまとわせることで魔法出力を極端に上げることに成功したようだ」


 ええっ。リミットで無理なの?


「じゃあ、単純な攻撃力であれを……肉を貫く必要があるってことですね」


「そうなる。だから我々では手詰まりだったのだ」


 軍隊ならともかく、警察にそこまで極端に強力な魔法はないのだろう。

 いずれにしても、イリーガル・アーティファクトの位置を特定しないことには始まらない。


「とりあえず、皆、透視魔法を使って! 火花が散っているのがイリーガル・アーティファクトだよっ」

「それは良いけど、ガードがそろそろ限界かな~。いったん散開しよ~」


 継続してヴィンセントの反撃をほのかちゃんのプロテクト・ガードが防いでいてくれたのだが、相手のバカ高い威力もあって確かに限界そうだ。

 私たちはそれぞれ別の方向へ散らばり、相手のショットの的にならないように飛行を続ける。そして同時に透視魔法を使い、相手のイリーガル・アーティファクトを探した。

 火花は――実際にはどこかにあるのだろうが、距離があるせいでよくわからない。

 そうこうしているうちにヴィンセントは私たち三人を脅威とみなしたのか、攻撃の頻度が上がった。いったん転移妨害ナチュラルの破壊は棚上げしたらしい。


「オオオオォ……ダーク・ガトリング・ショット!」


 高出力のプロテクト・シールドを展開したまま飛行しているので、命中しても即座に死ぬことはないだろうが、それも予想に過ぎない。油断せずに避け続ける。


「ええいちょこまかと。貴様らが報告にあったリライアンス・ユニオンの三人組だな。信頼の儀式魔法だなどと偉そうに言うが、所詮他人任せにしているだけの未熟な魔法ではないか! 故にクレスも死んだのだ! 我々は違う! 自分達の力しか信じん!」

「他人任せにしているんじゃないよっ! 信頼しているんだ! 大切な、友達を!」

「やかましい! 貴様らは魔神イヴィルティ様の障害になるかもしれん。ここで死んでもらう! ダーク・カノン!」

「シルバー、避けてぇっ!」


 アーニャちゃんに言われた通り即座に回避に集中し、カノンの巨大な魔弾を避けた。流れ弾が近くのビルに当たり、倒壊させる。カルロが使っていたものと比べても、上だ。


「カノン、兵器級の魔法だ!」


 隊長さんの言葉を聞いた直後、あることに思い至った。

 ――こちらもすごい威力のカノンを使えば、アーティファクトの位置を割り出さなくてもいっぺんにアーティファクトもろとも吹き飛ばせるのではないか。

 もちろんカノンをそのまま使うと、相手を殺してしまうし、避けられた時やあるいは余波で街に被害を及ぼしてしまうかもしれない。だから自在魔法でリミットは最低限、足さなければならない。

 そこまではいい。飛び、避けながら思考を続ける。

 問題は威力だ。相手は、二十メートルはあろうかという巨人なのだ。その全てを吹き飛ばすほどの威力となると、自分一人では無理だろうと思う。試したことはないのでわからないが……。


「君は統合魔法の使い手なのだろう?! 我々の魔法出力も統合して一度に放てないか?!」


 隊長さんが叫ぶ。


「えっ?!」

「統合魔法は、仲間の魔法出力を足して打ち出すことができると伝説にある! それだけではない、クレス様はリライアンス・ユニオンに参加している仲間の魔法特性も統合できるんだ! ならば、君たちだって!」


 それって、つまり――。

 特大のカノンを撃てるってこと?!


「作ってみます! 時間を下さいっ!」

「心得た! こちら隊長、総員、時間を稼げ! 私が責任をとる、全てのナチュラルを使って構わん!」


 生き残っていた特殊部隊の隊員たちが、洗練された銃のようなシルエットの道具を取り出す、きっと、イリーガルでない戦闘用のナチュラルだろう。強力なプロテクト・ガードに似た魔法が前方に貼られた。ヴィンセントのカノンやショットを防いでくれる。それを横目に、自在魔法を起動する。幾度もピンチを救ってくれた、この自在魔法。きっと、今回も――。


「お前には無理だっ!」


 宙に浮かぶクロがそう叫ぶ。もう何でもありだね。でも、それは違う、と心から否定できた。

 私はもう、差別や病気を怖がっているだけの子供じゃないんだ。

 皆を守るための力を手に入れた。

 信頼できる仲間ができた。

 それらに身を委ね、一つにするだけ――。


 その時、私の『心の姿』が変わった。ミニスカドレスが、黒から黄色へと。それだけじゃない、宙に浮かんでいたクロが消えた。


 そうか。私は悟った。


 病気も含めて、全部が私なんだ――。



『術式:リミット・トリニティ・カノンを登録しました』



「シルバー、その姿……」


 いつの間にか近くまで来ていたアーニャちゃんが言う。だから電子音声も聞こえたんだね。


「とっても、素敵よ!」

「良く似合ってるよ~!」


 ほのかちゃんもいる。

 皆が、いる。

 それだけで、完全無欠の勇気が湧いてきた。

 きっともう、何者にも負けはしない――。


「行くよっ、皆!」

「ええ、勝つわよ!」

「全力で撃とう~!」


 三人で、トライアングルの陣形を組む。


「「「リミットーー……」」」

「や、やめろーー!」


 私たちと、警察の皆さんの魔法出力を統合し、一つにする。

 その魔法出力を察知したのか、ヴィンセントが叫ぶ。

 でも、やめてあげない。お仕置きだよっ。



「「「トリニティ・カノーーン!!」」」



 水、炎、雷の三つの魔法特性を統合し、一つの原初の力の一端を撃ち出す砲撃魔法。

 その虹色の力は、ヴィンセントが張ったプロテクト・ガードをやすやすと粉砕し、巨躯の肉塊もろとも、イリーガル・アーティファクトを粉砕した。


「クソ……こんなことが……イヴィルティ様ぁあああ!!!」


 ヴィンセントは叫び声をあげながら、地表に落ちていくところを隊員に拘束された。

 これが、これこそが、本当の統合魔法なんだ。

 そのことを、私は本能的な部分で理解した。


「終わったねっ!」

「ええ、大勝利よ!」

「マジカルガーディアンズ、大活躍だったね~!」


 私たちは空中で抱き合い、互いの健闘を称えあった。

次回で第一章のラストになります。

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