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「伝説」
-これより語る「伝説」ははるか昔、数千年前に語られた。
この伝説はこの国が成り立つ礎である。
この伝説は民の営みの訳である。
この伝説は我々の行く道である。
この国が500年続くころ、二つの厄災が襲い掛かるだろう。
一つは魔王の血を受け継ぐ者であり、生き残りの魔王の一族を引き連れ都を襲う。
一つは炎を操る「黒龍」であり、下界の我々を無慈悲に焼き殺していく。
そして、我々を救うべく「勇者」が現れる。
勇者は選ばれた3つの英傑を連れ、厄災に立ち向かうこととなる。
民は彼らの為に木を切り、神殿を作り上げ、彼らを支えるであろう。
そして崇高な2つの魂によって魔法世界から「召喚獣」を呼び寄せ
厄災を撃破し、この大地に永久なる平和が訪れるのである。
文章の一部は略されています。