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⑥お友達......

「アーノルド、おはよう」

「お、おはよう、……エミリー」

「そんなに緊張しなくていいのに。友達なんだから」

「そ、そうだよね。……へへへ」

幾度かアーノルドと接する機会が増え、いつの間にか学園生活を共にする友達として、私の人間関係好感度ピラミッドの上位にランクアップしていた。

お互い恋愛感情などまったくといっていいほどないが、男子寮と女子寮の合間の通学路で待ち合わせする程度には仲良くしてもらっていた。

「し、知ってるか?さ、最近皮膚病が流行ってるらしいよ。化粧品かなんかに含まれている成分が原因ってささやかれてる」

「怖いねー。化粧品なんて私たちが毎日使うものじゃない。成分とか気にして使ってるけどより気を付けて化粧品購入しなきゃいけないわね」

「だ、……だったら、僕の家の商品のを使うと、いいよ。自然成分由来で、魔法を使って抽出してるから、肌の負担少ないし」

「そうなの?ていうか、アーノルドの家化粧品販売してたんだ」

「へへへ、そうだよ。ハスター商会ってところで製造と販売を、い、一手に担ってるんだ。今度う、う、……うちに来ない??」

「え?迷惑じゃない?いいの??」

「エ、エミリーならいいよ。と、ともだちだから」

「本当?じゃあパパにお願いして沢山化粧品購入させてもらうね!」

「う、うん、楽しみにしてる、よ」

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