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第3話 門番の本音。つまらん仕事だ!
王様の醜い姿が7人の美女たちの美しさを余計に引き立てていた。
王様
『さぁ、まだ夜までには時間がある、連れていけ。今宵は無礼講じゃ。牢屋にはいれなくていいぞ。
むふふふ、今夜が楽しみじゃわい。』
その日の夕刻。
2人の門番が私語をしていた。
門番A
『しかし、いいよなぁー王様は。毎日毎日、とっかえひっかえ、世界中の美女たちと…俺も1度でいいから、絶世の美女と一夜を共にしてみたいもんだ。』
門番B
『ハハハハ、お前には無理だな。なんの力もない俺たちには孤独がお似合いさぁ。』
門番A
『無力!孤独!そうかもしれんなぁ。しかし、金の力でしか、人を動かせない王様も孤独なんじゃないかい?』
門番B
『おいおい、そいつは穏やかじゃないな。そんなこと王様の耳に入ったら、捕らえられてしまうぞ。捕らえられるどころか処刑されるかも…』
門番A
『なぁに、聞こえはしないさ!俺はそもそもこんな仕事、もう懲り懲りなんだよ!やってられん、つまらん仕事だ!なんの為に生きているのか分からなくなってくる!俺の人生はこんなことをする為にあるのか?!』