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0話 プロローグ
小説を書くのは初めてです。拙い文章力をフルに活用して書いていますので何卒御手柔らかにお願いします。
ピロロロロロロロ…
携帯の着信音が爽やかな早朝に木霊する。
ピロロロロロロロ…
…がしかし、その主は未だに惰眠を貪ろうとしていた。
整った顔立ちに短い黒髪の彼、名を神代雷一応この物語の主人公である。
ピロロロロロロロ…
「…だあぁぁぁ!?うっせぇ、誰だ!?こんな朝っぱらから!!」
ピロロロロ…ピッ
「…誰?」
仕方なしに携帯を手に取るが、応答は苛立ちを包み隠そうとしない素っ気無いものだった。