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東京タワー×東京スカイツリー 

作者: Bloodray

皆さんは、この2大建造物をどう、捉えているだろうか?


スカイツリーのほうが高い,タワーの方が風情がある,どちらもどっちだ・・・・


等、色々な意見があるだろう。


ここでは、自分が感じた『東京タワー』と『東京スカイツリー』について述べさせてもらう。


まず、皆さんも知ってのとおり、東京タワーの方が古い。


東京タワーが出来たのが、1958年(昭和33年)10月14日であり、


ちなみに完工式が同年の12月23日である。


昭和33年というと、あの長嶋茂雄が巨人入団した年であり、


チキンラーメンが生まれた年でもある。


だが、東京タワーが完成したのが一番大きかっただろう。


まだあの敗戦から10年ちょっとしかたっていない。


まだ、国土と人々の心に深い傷があるころだ。


そんな時代に東京タワーは生まれた。


正式名所「日本電波塔」地上333m、地上16階 地下2階の当時世界一高い電波塔だ。


ニョキニョキと筍のように生えていく東京タワーをみて子供達はどう思っただろうか。


きっと、とても嬉しかったに違いない。


とても凄い上に、世界一の高さと来ては、とても感動したと思う。


第一、自分の国が世界一になったと言うのが言いようの無い嬉しさだったのだろう。


そして、半世紀たった今、それを越える新しいタワーが出来ようとしている。


その名も『東京スカイツリー』。


地上634m、完成すれば電波塔としては世界一の高さになる。


4年半と、東京タワーが1年で完成したのよりは遅いが、着々と工事が進んでいる。


さらに、着工場所は下町『墨田区』だ。


墨田区は高い建物があまり無い為、スカイツリーだけが独立して見える。


それにより、とても高く見えるのだ。


そして、また、東京タワーのように、子供達に期待の目が向けられている。


その子供達も、あの時代のように嬉しさに満ち溢れている。


つい最近、スカイツリーを見に行ったときも、幼い子供が


「このスカイツリーって世界で一番高いんでしょ!凄いなぁ!!」


と、言っていた。本当に喜ばしいことだ。


では、東京タワーは、スカイツリーの影に隠れて


ひっそりと存在していくのだろうか・・・・・いや、それは違う。


東京タワーもスカイツリーも今の日本にとって、欠かせないものとなっている。


東京タワーは、日本の高度成長期の証。


そして、東京スカイツリーは未来の日本への架け橋となる。


この2つがあったからこそ、今の日本人があると言っても過言ではない・・・・。



今の日本は国交問題や、政治問題などの幾多もの問題を抱えている。


個人個人だってそうだ。人間関係が上手くいっていない人がいる。


どうしようもならなくなるかもしれない・・・


すべてが嫌になる時が来るかもしれない・・・・・


でも、そんなときは思い出してほしい。


あの2つの塔のことを。子供のころ憧れたタワーのことを。


目に焼き付けてほしい。あの空へと伸びていく希望を。


そして、あなた自身も掴み取るべき未来があるということを。















自分は先日、スカイツリーに行き、東京タワーを登ってきました。

2つの時代を感じ、それに浸ってきました。

それを繋げる道も、下町から都心へと移り変わっていく様が見られて、

とても心が安らぎました。


皆さんも上手くいかない事や、嫌な事があったら、是非行ってみてください。

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