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新・私のエッセイ:3号館(No.201~300)

新・私のエッセイ~ 第224弾 ~ ぼくの最新の恋愛観 ・パート2~ 「想い出の恋」は、ラテン語に似ている

 ・・・皆さんは、ラテン語をご存じかとは思いますが、


 なぜ、この古い言語が、


 「学術用語」「学名」なんかに使用されているか、知っておいでですか・・・?


 それはもちろん、


 「変化しないから」です。


 言葉は・・・


 とくに、「口語こうご」においては、


 それこそ、毎日のように、どの国の言語でも、新しい表現や言い回し、はやりの単語などが生まれては消えていっております。


 わが日本にも、「古文」というものがかつて存在し、


 「源氏物語」や「枕草子」あたりの時代とは、


 語彙も表現法も、まったくといっていいくらい、変化してしまっておりますよね。


 読みだって、


 「ささのはさらさら」が、


 昔は、「つぁつぁのぱぁつぁらつぁら」なんて、実際にはしていたそうですから。


 学名が、そう、コロコロ変化してしまっては、都合が悪いわけです。


 だから、「死語」であるラテン語が使われるのであります。


 ・・・もう、ラテン語を「母語として日常会話で話す人」は、地球上には、ひとりもいませんからね・・・。


 「変化」しようがないんですよ♪


 それと同じようなことが、


 「過去の恋愛」にもいえます。


 「想い出の中の恋」は、


 変化しませんし、しようがありません。


 過去の・・・もう、過ぎ去りし、むかしの話なんですから。


 記憶の劣化や記憶ちがい、本人のかんちがい、「想い出補正」なんてのは、このさい置いときますが・・・


 基本、昔から変わらないものなんです。


 ・・・良くも悪くも、


 「記憶」にすぎないんですよ。


 でもね、


 もはや、誰にもイジることはできません。


 その人の脳みそに入り込んで、勝手に「改変」したり、「二次創作」してみたり、おもしろおかしく「書き換えたり」はできないんですよ。


 ・・・想い出の「所有者」本人が、大切に扱い、そして、


 守ってゆけばよろしいのです。


 だからぼくは、


 「美絵子ちゃんとの想い出の記憶」を、ことさら大切にしているのです。


 ・・・誰にもさわれないし、


 手を触れることはおろか・・・


 勝手に細工したり、書き換えたり、修正をくわえたりできないんですからね・・・。


 いってみれば、


 「しげちゃんだけの心の楽園」ってところかな・・・?


 その、ほんの一端だけでも、


 皆様と共有したくて、


 こうして、しつこくしたためてきたのですよ♪


 m(_ _)m


 追伸:


 これは、ぼくだけの「特権」じゃありません。


 皆さんにしましても、


 「大切な、ぼくだけの(あたしだけの)想い出」というものが、きっとあるはず。


 それは・・・皆さん本人にとっての、


 「国宝級のたからもの」


 「美術品」


 「文化遺産」


 に相当する、貴重な財産だと思いますよ。

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