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プロローグ
あなたには、忘れられない人はいるだろうか?
それは、優しい温もりを教えてくれた家族だろうか。
はたまた、燃える様な恋をした想い人だろうか。
それとも、憎むべき相手だろうか。
僕の頭の中には、いつだって彼らがいた。
もう顔も思い出す事ができない優しい両親。
いつも世話を焼いてくれた家族の様な使用人達。
いつだって僕を守ってくれたじいちゃん。
僕には厳しかったけど、じいちゃんを心から愛していた叔母さん。
そしてー…
林の中から僕を手招きする、あの人。
僕は、決して忘れない。
第二章始まりました。
よろしくお願い致します。




