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大正妖怪デモクラシー  作者: 一色明
第二章 輪廻
31/90

プロローグ

 

 あなたには、忘れられない人はいるだろうか?


 

 それは、優しい温もりを教えてくれた家族だろうか。


 はたまた、燃える様な恋をした想い人だろうか。


 それとも、憎むべき相手だろうか。




 僕の頭の中には、いつだって彼らがいた。




 もう顔も思い出す事ができない優しい両親。


 いつも世話を焼いてくれた家族の様な使用人達。


 いつだって僕を守ってくれたじいちゃん。


 僕には厳しかったけど、じいちゃんを心から愛していた叔母さん。




 そしてー…




 林の中から僕を手招きする、あの人。








 僕は、決して忘れない。



 第二章始まりました。

 よろしくお願い致します。

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