第二十九話
ここは、大正デモクラシー真っ只中の東京下町。
急速な近代化が進む昨今、人々の心からは非現実的な幽霊や妖怪の存在は忘れられつつあった。
しかし、人智を超えた摩訶不思議な世界は、本当は貴方のすぐ隣に存在する。
それを教えてくれるのは、その町の片隅にある看板のない骨董品店。
そこは、少し浮世離れした美しい青年と、眼鏡をかけた礼儀正しい少年が切り盛りしているらしい。
逢魔が時。
風鈴の音色が響けば、その店は開店する。
今宵も、どこかで漆黒の弓が鳴るだろう。
これは、不思議な世界を教えてくれる骨董品店の主と、その店主に拾われた、きっと幸運な僕のお話。
これにて、第一章は閉話です。ここまでお読み下さり
、ありがとうございました。次回からは、第二章へと続き、二人の活躍と登場人物が増えていく予定です。
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