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濾過する心

作者: eneruku

また、今日も友達から電話がかかってくる。


遊びの誘いなら嬉しいけど、大抵は悩み相談だ。


「もしもし、そうだね、頑張ってるよ、大丈夫、いつでも相談に乗るよ」


また、いつもと同じ言葉を投げかける。


初めは真摯に向き合っていたが、相談してくる相手は答えを求めてるのではなく。


ただ、同情して話を聞いて欲しいだけだと気づいた。


ただ、私に相談という形でモヤモヤした気持ちを発散してるだけ。


貴方は私に相談する事で心を濾過しているかも知れないけど。


濾過した私の心には汚れが蓄積していくことを知ってるのだろうか。


自分で濾過できないモヤモヤを相手に押し付け合う世の中。


蓄積していく汚れは最終的にどこに辿り着くのだろう。


私のような人達がそれぞれで濾過してるのだろうか。


それとも、限界まで抱えて一歩踏み出す事で汚れごと消え去っているだろうか。


ぐるぐる回るストレスの経済。


私も携帯片手に不徳的多数に愚痴をこぼしていく。

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