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2017Jan-Sep  作者: さいか
2017Mar
4/11

Mar06 Flower

3/6


あなたが笑って私も笑う

そんな日がまた続くといいな

季節が変わって雪解け

心の結晶はそのままで

あの冬のことまだ抱えてる


冬コート取り払って

春物を選んでみたけど

時々恋しさ襲うの

温もり染み込んだ冬服が

このコート何度も来て

凍てつく日も越えて来たから

その時隣に居てくれて

何度も励ましてくれたよね


辛いことがある日続いて

笑うこと今日できるかな

そんなこと考えた朝も

つまらないjoke一生懸命

何度癒されて越えただろう


ねえどれだけ

私助けられたの?

ねえたまには

また甘えてもいい?


ひらりひらり風と共に

少しの想い花びら乗せて

ありのままのこの愛じゃ

重すぎて飛べないから

ひらりひらり半分以下の

愛がきっと君には丁度いい

ありのままのこの愛じゃ

抱えきれず溢れてしまうから


いま何しているの何処にいるの

返事が来ない夜遅くまで

お気に入りのあの子とのメールは

すぐに返事書くんでしょ

わかっているあなたのこと

言わなくても心でわかるの

素直なとこ嘘つけないとこ

惚れたの私のほうだから


綺麗な子が好きなんでしょ

可愛い子が好きなんでしょ

愛が一番だと言ったことも

もう信じられなくなってる


もう辛いの

向き合うことが

今日も勉強

手につかない

そう少しずつ

距離を置かなくちゃ


ひらりひらり私の想い

届かず地面にまた落ちては

偶然通る車に蹴られ

宙に迷うまた帰りたくて

ひらりひらり最後に一言

これだけ今日は伝えてください

ひらりひらり震える花びら

最後の一枚にありがとう

最後の一片まだ愛してる


あなたが笑って私が笑う

それが続けばいいと思った

ただ先の未来何も知らず

欲しいものそれだけだった


もしもほんの少しでも

あの頃に出会っていたなら

少しは振り向いてくれたかな

あの子とも張り合えたのかな

少しの勇気出せていたかな


ひらりひらり春のコート

一人はためかせて

あなたの影も匂いも

ついてはいないけど

ひらりひらり飛んで行きたい

何処か遠く忘れる場所へ

ひらりひらり邪魔されずに

しばらく抱えさせて

眩しい太陽注ぐ日まで

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