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白狼使い  作者: 向日葵
第1章
5/35

4 相棒は変わり者?

 


 ラルトを鑑定してみた。


 名称 ラルト

 種  白狼

 主人 桜宮 ゆき

 魔力 SSS

 属性 水・氷・雷

 特徴 神獣の一種で誇り高い一族。神獣の中でもめったに人の前に現れることがないため幻の神獣とされている一族の一つである。プライドが高く非常に懐きにくいため使い魔にしようとしても心を許すことがめったになく扱うのが世界で一番難しいとされている。しかし一度心を許したものには全力で尽くす。


 ・

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 ・・・・・・・・・。魔力と属性は神獣だから驚くことではないけど、なんですかね、この特徴の説明は。幻の神獣は良いとして世界で一番使い魔にしにくくて、懐きにくいってどういうことですかね。


 私の目の前で座って尻尾をパタパタ揺らしているラルトは白狼ではないのかな。・・・いやでも種は白狼って書いてあるし、本人も言ってたから間違えてないはずなんだけど、おかしいな。


 じっとラルトの方を見ていると不思議に思ったのか首をかしげている。


 ・・・うん。白狼で間違えないかな。可愛いし、まぁ特徴っていうだけで白狼全員が懐きにくいわけではきっとないよね。


(ラルトの行動でゆきは難しく考えることをやめた。)


ラルトの頭を撫でながらそんなことを考えていると、


『主、どうかしましたか?』


 首をかしげたままラルトが聞いてきた。


「うん?世の中には変わったこともあるものだなぁ。って思ってただけだよ。」


「????」


 ラルトは理解できないようでラルトの頭の上に?マークがたくさん見えるような気がする。


 撫でまわしているとラルトは気持ちよくなったことで地面に寝転がりもっと撫でてと言わんばかりのアピールをしてきた。


 私もそれに応えるように撫でまわしていると、さっきまで疑問に思っていたことをラルトはすっかり忘れたようだ。


 可愛いし、撫でれるからすごく私は嬉しいけどこの先ラルトが少し心配かも・・・・。


 しかしその心配はまったく必要なかったということはまた別のお話。







今回は短めです。


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