表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白狼使い  作者: 向日葵
第1章
15/35

14 ラルト暴走!?






まだ痛みで動けないでいる私をよそにラルトとダルトさんがにらみ合っている。


早くラルトを止めないとやばそう。


ラルトの目には怒りが宿っていた。


だけど私の身体は初めての戦いと先程の痛みの恐怖で力が入らず起き上がることすら出来ない。


私は何とかして起き上がろうとした。


そのころ、ラルトとダルトさんはにらみ合いが続いていた。


しかし、次の瞬間ラルトがダルトさんに向かって雷魔法を使い、ものすごい速さで突っ込んでいく。


ダルトさんはそれを剣で受け止めたが受け止めきることが出来ず、後ろに飛ばされた。


その一瞬の隙を見逃さずラルトはさらに氷魔法で刃を作り刃をダルトさんに飛ばした。


ダルトさんは飛ばされながらも、何とか立て直して防ごうとするがラルトの魔法を防ぐことが出来ない。


ダルトさんも壁にものすごい勢いでぶつかった。


「クッツ・・・・!」


ダルトさんは壁にぶつかったが何とか立ち上がり、すぐに体勢を立て直した。


しかし、すでにラルトは目の前に来ていて氷魔法でダルトさんは体を凍らされた。


凍って動けないダルトさんに向かってラルトは牙を出して噛みつこうとする。


私はハッとしてラルトを止めようとした。


その時、ラルトの動きが止まった。


よく見てみるとラルトの影に何かが刺さっている。


「そこまでだ。」


声のした方を見てみるとさっきまで座っていたはずの闇帝が立っていた。


ラルトは邪魔をしているのが闇帝だとわかると次は闇帝に牙を向けた。


バキ・・バリン!!影に刺さっていたものが一本ずつ壊れていく。


そしてすべて壊れるとラルトは闇帝に向かって突進していった。


闇帝はすぐに戦闘態勢に入り、ラルトの攻撃を防ごうとするがその瞬間私は叫んでいた。


「ラルトやめなさい!!!!」


キキキキキーーーーーーー!!!


突進していたラルトが急に止まった。


そしてラルトはこちらを向いた。







今回は短めです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ