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World heroシリーズ

Victory!

作者: 剣 夏向

こんにちは、こんばんは剣 夏向です!

World heroでも登場したVictoryの短編書いてみました!

え?僕の短編は大体面白くない?

…すみませんねぇ!笑笑

まだまだ下手くそですが、必死に書きました!楽しんでいただけると嬉しいです!あ、紹介貼っつけときますね



キヴァル 《新庄しんじょう 嶺良れいら

・赤きhero。Victoryのリーダー!

・炎の使い手だが、時に双剣をも使いこなす才能の持ち主。


ルクセル《真部まなべ まこと

・青きhero。キヴァルの良き相棒!

・基本は弓だが、使い勝手が悪いらしく、拳で突っ込んでいく。


リアンダ 《日野ひの ひなた

・黄色きhero。

・神を召喚する召喚魔法の使い手。時に打撃技も使う。


エイベル 《花咲はなさき 実亜みあ

・緑きhero。

・基本は自然魔術の使い手。


ヒヴァルド 《武居たけい ゆう

・黒きhero。

・黒魔術が十八番おはこ。バレエを習っていただけに技の一つ一つが美しい。


それでは始まります!

It's show time!

今回の主人公の名前は新庄しんじょう 嶺良れいら。Victoryというheroを生業としている。

彼のもう1つの名前はキヴァル。

格好良いだろう?

今日は誰からも忘れられたheroの話をしよう…



「嶺良ーー!」


ある男が嶺良を呼ぶ。

ブンブンと大きく手を振り、こちらへ走ってくる。(そして盛大にコケる)

彼の名は真部まなべ まこと。もう2人は生まれた時からの付き合いだ。そして嶺良と同様に、ルクセルというheroである。


「嶺良!探したぜ…!」


ぜえぜえと息を荒らげ、(赤くすりむいた鼻で)笑顔を作ってみせるルクセル。その隣にはエイベルこと、花咲はなさき 実亜みあ

リアンダこと、日野ひの ひなた

ヒヴァルドこと、武居たけい ゆうの3人。

5人揃ってVictory。


「嶺良さん!今日のパトロール終わりました!」


少し前に、忠誠を誓う、と嶺良についてきた実亜がそう言った。

しかし嶺良は悠の

「お前は鼻歌歌いながらついてきただけだろ」というツッコミを聞き逃さない。


などとのほほんとした空気だったが、

耳の中でこだまするくらいの爆発音と絹をさくような悲鳴、鳴り響くサイレンを聞き、僕等は走り出した。

合図はいらない。

Victoryの戦いはたった今この瞬間から始まる。


「なっ…なんだアイツ!?」


キヴァルが指さす先には地獄の使いと言われても納得出来てしまうほどの奇妙な生き物がいた。

その怪物モンスターが息をする度に砂ぼこりが舞う。手には引っこ抜かれた木と折れたビルの半分が握られている。

ことは悲惨だった。


「…酷い…」


そう言うと5人は一斉にフルバッチというバッチを手に持った。


「変身!」


そう5人が言うとシャラランという音を立ててVictoryに変身した。


「燃える天空の王者!キヴァル!」

「蒼く冷徹な氷河!ルクセル!」

「閃光の使い手!リアンダ!」

「自然界の申し子!エイベル!」

「暗がりの悪夢!ヒヴァルド!」


準備完了。

いざ、尋常に勝負!


「うぉぉりゃぁぁぁぁぁあ!!!」


ルクセルが突っ込んでいく。

そして怪物モンスターの腹部に蹴りをかます。

しかし、怪物モンスターは怯まない。

こんな所で止まってはいられない。

続けざまにエイベルの攻撃。


「フラワー・ウィング!!!」


エイベルが叫んだ瞬間、無数の花が宙を舞い怪物モンスターの動きを止めた。

すかさずリアンダが召喚魔法を唱える。


「天よ地よ神の御加護を降せよ!我が身に力を与えよ!レイジェル・ウーブァ!!!」


すると、リアンダの後ろに例えようもないような神々しい神の幻影が現れた。

その幻影が槍を振るともの凄い音を立てて雷が落ちた。


「倒したか!?」


砂ぼこりが舞って視界が悪い。

目を凝らすと黒い影が見えた…

すると怪物モンスターはふらつきつつも反撃をしてきた。

グアァァァァァァァッッッッ!!!

耳が壊れそうなくらいの雄叫びをあげたと思うと、ぶんと手を振った。

凄まじい爆風が吹き、Victoryは立っていられず吹き飛ばされる。


「うぉわっ!!!」


すかさず怪物モンスターはルクセルを踏みつけようとした。

相手は数100mはある巨体。

踏み潰されたらたまったもんじゃない!


「う、うわぁぁっ!ガ、ガーディアン・シールドぉぉぉっ!」


咄嗟にルクセルはシールドをはる。

踏み潰されるのは逃れたもののシールドにヒビが入る。

このシールドが壊れたら命はない!


「くっ…!」


「避けろ、ルクセル!!!」


キヴァルはそう叫ぶと同時に技を繰り出した。


「レイヴン・フローガ!!!」


すると黒い炎がまるで生きているかのようにうねり、怪物モンスターの体を取り巻いた。咄嗟に怪物モンスターの足が上がる。


「うぉぁぁぁっ!!!」


紙一重でルクセルは体を捻らせその場を離れる。その瞬間ルクセルがいた場所に怪物モンスターの足が落ちる。

シールドは砕け散り、地面はヒビ割れた。


「あっ…危ねっ…!」


ルクセルは冷や汗が垂れる。

するとキヴァルがガッツポーズをした。


「ナイッスぅ!よく無事で還ってきた!我が親友よw」


「ふざけんな!てめーのせいで死ぬところだったじゃねぇか!」


「なんだと!?僕が攻撃してなきゃ踏み潰されてたじゃないか!」


「馬鹿野郎!!!あんな無茶な助け方があってたまるか!俺が避けてなきゃ今頃はお陀仏だ!!!」


醜い言い争いをしていると、怪物モンスターはまた立ち上がった。


「しぶといヤツだな…」


そう言うとヒヴァルドは美しい舞を踊る。すると無数の黒い羽がそこらを吹き荒れた。


「ルイシャン・レイヴ!」


ヒヴァルドが叫ぶとその羽は鋭く固まり、怪物モンスターめがけて突き刺さる。

悶え苦しむ怪物モンスター

間髪を入れずVictoryの総攻撃!


「無に還れ、喰らえ!必殺!」


『レヴィン・フロー!!!』


全員の力が合わさったその技の強さは未知数。怪物モンスターは凄まじい雄叫びをあげ、浄化された。


「討伐完了!!!」


Victoryは一斉に拳を突き上げ、勝利を喜んだ。

読んでくださりありがとうございました!

World heroの続編的な本編を読んでくださるなんて感激です(≧▽≦)

今後もうちのhero達をよろしくお願いします!

もしこの小説を楽しんでくれたらぜひコメント・高評価ボタンおしていってね

では剣 夏向でした。また次回お会いしましょう。じゃあばいばいっ(*´ ³ `)ノ


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― 新着の感想 ―
[良い点] 醜い言い争い、面白いですね! サクッと軽く読めるなんて!いいですね!私は好きです! [一言] これからも頑張ってください!worldhero楽しみにしています!
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