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事の始まり

目を開けるとそこは森の中だった。


どうやらここが神がいってたナカウシの森というところらしい。

まずは自分の身体の確認からしよう。

身長は小学生ほどしかない、ゴツゴツした腕と脚。

鏡はないので確認できないが多分顔はファンタジー小説なんかにでてくるゴブリンのそれなんだろう。

そう。

私はゴブリンになっていた。



私は元々地球に住んでいた。

25年間特に不満もなく満足感や達成感もない人生。

それを打破ってくれたのが神だった。

部屋で寝てたら真っ白い場所に連れてかれて神様と会ったのだ。

冗談のような話しだが私はたしかにそれを見た。

そしていくつか約束をした。

私は退屈な人生から開放されたのだ。

神様がいうには地球とは別に管理している次元の世界でどうやら人間が増えすぎたらしい。

で、間引きしようにも災害など大きなことに神が介入するにはその上にいる創造主という存在に許可をもらわなければならない。

だがその創造主は現在世界に興味を失ってしまっている、神という存在である自分には創造主にバレないよう一存在を捩じ込むことくらいしかできない。

そこで私が選ばれたらしい。


創造主というのも身勝手なものだなと他人事のように思った。

つまり私が異世界でやることは神が介入したと創造主にバレないよう魔物となって人間の数を減らすこと。

なんでもその世界は剣と魔法のファンタジーな世界らしいがお前にはゴブリンに転生してもらうといわれた。

私の記憶が確かならばゴブリンとか糞弱いはず。

せっかく少し面白いことになるかと思ったのにこのままではすぐ死にそうなので、最強のゴブリンにしてくれとかイケメンにしてくれとか神にあれこれいちゃもんつけたら色々と能力をつけてくれた。


記憶はそのまま・そこそこイケメン・魔力UP・身体能力は中の上、使役魔法完備!ただ他の魔法は一切使えない。

なんでも副作用は必要らしい。

色々聞きたいことはあったのに気付いたら森の中だった。

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