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1秒におかえり

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782


【カクヨム】

https://kakuyomu.jp/my/works


【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:1秒におかえり


リストラされた。

長年付き添っていたパートナーと失恋した。


再就職に奔走した。

幾つかの会社と巡り会ったが

やっぱり辞めさせられたり、

その会社が倒産したり。


友達は結婚を機に、みんな地方へ散らばり

孤独になった。

やがて家族とも別れ、俺は独りぼっち。


「孤独は人を腑抜けにする」

と言うのは本当なのか。


俺はそれから生活に覇気をなくし、

多分これから余生を歩いて行っても

同じ様なことが起こるだろう…とし、

人生を悟ったかの様な自分が芽生え、

新しい何かに変わりたかった。

いや新しく、

幸福しか無いその人生を夢見て居たのだ。


その日は夕暮れ間近まで、

公園で黄昏ていた。

また自分の家に帰るのが、

孤独と鉢合わせする様で嫌なのである。


でもいつまでもこんな所に居るわけにも…。

だからスックと立ち上がり、

1つの覚悟を胸に、家に帰ることにした。


固定資産税もいつまで払えるものか…


生きると言う事は金が掛かると言うこと。

生きると言う事は、孤独と向き合うこと。

生きると言う事は…大変なこと。

でもこの世を離れるのはもっと大変…?

そんな勇気もないくせに…


そんな言葉をつらつら心の中に並べながら


俺は自宅に1つの夢を託した。

あの部屋に。


玄関を開けて、

「おかえり」と声がする。

「ただいま」と言って靴を脱ぎ家の中へ。


俺は部屋の中でパラダイスを見た。

きっと誰に言ったって説明し尽せない、

わけのわからない幻想に終わるだろう。


そしてもう1人の誰か…いや俺が、

次の日から玄関を出て、

外の世界へ出かけて行った。


ここまでの事、

1秒に満たない瞬間だった。



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=6Gl8Aq5Br3U

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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