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【悲報】レベル1の妹。兄の装備でダンジョン配信を始める。(84億円相当の激レア装備で最下層スタート、未確認ドラゴンに遭遇した模様)  作者: 高瀬ユキカズ
新しいダンジョン

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第138話 視聴者のコメント

》床しか見えません(苦情)

》ハルナっちのカメラとミリアたんの映像、2つ同時に見られるお得な配信のはずが……

》ずっと足元しか映ってないぞ

》なぜに?

》ミリアたんが離陸を怖がってるんだって。それを経験豊富なハルナっちがサポート中

》ハルナっちって、本当に経験豊富なん?

》当たり前でしょ

》まさか、未経験なんてことはないと思うよ

》お前ら、いったいなんの経験の話をしてるんだ?

》飛行機に決まってるでしょ

》飛行機以外にあるわけないじゃん

》飛行機しかないわな

》逆に、なんの経験だと思ったんだ?

》今どきの中学生は早熟だから、行ったことあると思うんだよね。海外。

》早熟は関係ないと思うのだけれど?

》まあ、飛行機くらいは乗ったことがあるでしょって話

》しかし、ハルナっちの成長具合を見るに、まだ未体験なようにも思う

》お前はどこを見て成長を判断してるんだ?

》そりゃ、ハンターとしての成長に決まっているだろ?

》逆に、どこを見るんだよ

》決まってるだろ。ハルナっちのおppa……(注:コメントに規制が入りました)

【システムからのお知らせ:R15に抵触するコメントは投稿できません】

》とにかく、これがハルナっちの初体験だという可能性もあるということだ

》さすがに、それはないでしょ

》ハルナっちは一生懸命に、ミリアたんを支えているんだよ

》ほら、映像が小刻みに揺れているじゃない?

》まあ、床しか映っていないけれど

》ミリアたんが震えているんだね

》ミリアたん、がんばれ

》大丈夫、怖くないぞ

》俺がついているからな

》みんなでミリアたんを応援しよう

》ハルナっちは? 応援しないの?

》さすがに「飛行機が怖い」なんて思っていないでしょう

》もう14歳なんだし

》まだ14歳とも言える

》私、女だけど、5歳で初めて飛行機に乗った時に泣いたよ

》かわゆす

》ミリアたんはわかるけど、ハルナっちまで泣いたら5歳児レベルじゃないか

》……なにか聞こえた

》今の「ふうひぇ!」ってなに?

》風の音?

》いや、機内だよ、ここ

》ハルナっちの声のようにも思えたけど

》もしかしてハルナっち「こんな鉄の塊が飛ぶわけない」とか思ってたり?

》だから、鉄じゃないって。ジュラルミンだ

》「こんな重いものが空を飛ぶなんて信じられない」とか思ってるのかな?

》「この飛行機、暴走してない!?」とか?

》「絶対落ちちゃう、私はここで終わりなんだ」とか?

》「私はここで死ぬんだ、みんな、骨を拾ってくれ」とか?

》まあ、5歳のハルナっちならあり得るかもね

》今は14歳だから。もう中学生なんだから。

》さすがにないか

》それにしても、ずっと床の映像ばかりだ

》つまんないね

》そもそも、ハルナっちが一言もしゃべらない

》俺たちのコメント、音声変換で聞こえてるはずなんだけど

》寝てるんじゃない?

》そうなのかな?


 こうして、しばらく視聴者のコメントだけが積み上がっていく。


》まだ床の映像か……

》3時間くらい経ったかな

》変化なさすぎ


 あいかわらず動画に変化はなく、空港への着陸を目前としていた。


》この配信画面のまま、ハルナっちは一言もしゃべらずアメリカに到着するの?

》今、何時間経った?

》だいぶ時間が過ぎたぞ

》そろそろ到着じゃない?

》もう着く頃だよね

》ダンジョン配信史上、もっとも変化のない映像だわ

》床の映像と雑音だけなんだもの

》切り抜き動画がつくられることはないね

》切り抜いても誰も見ないって

》あ、着陸態勢に入ったかも

》ん?

》なにか聞こえたぞ。

》なに? 今の

》「ふうひぇ!」がまた聞こえた。

》画面が揺れたね。空港に着いたみたい。


 飛行機はロサンゼルスの空港に降り立った。

 ロサンゼルス・ダンジョンの入り口は機密とされるため、配信画面が真っ暗になり、音声も切られた。ここからヘリコプターに乗り換え、ダンジョンの入り口へと向かう。


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