詩 水曜日、一週間の中で一番ダルイ
「月曜日……火曜日……、と来たら」
「今日は水曜日」
「平日のちょうど真ん中の日!」
水曜日 一週間の中 一番ダルイ
どれくらいダルイかって言われると
表現に困るけど
かなりくらい けっこうくらい
そんでもって ほどほどダルイ
「それで伝わる?」
水曜日 一週間の中 めっちゃダルイ
休日終わった余韻もないし
休日待ち望む期待感薄いし
水曜日 一週間の中 すんごいダルイ
上り坂でも 下り坂でもないし
どっちよらずが なおさら大変
「ストーリー」
「水曜日ってなんかダルイよね」
「分かるー」
「水曜日って、中途半端っていうか」
「だよねー」
「もっとどっちかによってくれればいいのに」
「無茶ぶりー」