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02 出会い

「さあ、早く解呪しろ。」


オレはズキズキと痛む脇腹を押さえながらこの不遜な態度をとる小さな彼女を見た。


「いったい何のことだ?」

「お前がエンシェントブラッドということはわかっている!」

「エンシェントブラッド?なんだそれは。」


オレが頭に?を浮かべていると、リルという少女は見てわかるほどの怒りを浮かべ、今にも噛みついてきそうだった。


「リル様、落ち着いて下さい。」


リルという少女とは対照的に落ち着いた声音で黒髪の人物が間にはいってきた。


「私はユウというものです。あなたのお名前をうかがってもよろしいでしょうか?」


相手が名乗ったのだから自分も名乗るべきか、数秒考えてオレは名乗ることにした。


「ルキノだ。」

「ルキノ様、あなたが非常に珍しいエンシェントブラッドと呼ばれる血を持つ一族であることはお知りになってはいないのですか?」

「ユウ!私に血を与えたということは知っているに決まってるだろう!なぜわざわざ確認する!」


リルという少女がイライラを隠さずにぶつけてきた。


「オレの血・・・。」


心あたりはあった。たしかに、オレの両親には血を飲ませることで傷を治したりする力があった。だが、他人にはその姿を見せたりせず、隠れて暮らしていた。そう、あの日までは。


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