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始まりはいつも雨の日

特に宛のない毎日

大学を卒業して新社会人となった


しかしながら

未だに納得いかない


この世界のシステムに


普通にサラリーマンをしているだけでは

あまりにもつまらない

そうだ、もう一つ仕事をしよう


そこで1人の男性に尋ねる

そこは駅のホームに横たわる男性

黒いローブに身を纏わせた男性


「ねー?きみ!一緒にもう一度蘇らない?」


物語は新社会人となった新入社員が

ホームレスに話しかけるところから始まる

さて

質問です


あなたは1人の人間に銃を向けられたら

恐怖を感じるでしょうか?


ここは街中、あなた以外にも人はたくさんいます

きっと、銃を向けられたあなたのことを多くの人は守ってくれるでしょう

するとどうでしょう

決して恐怖とは言い難いですよね


では質問を変えましょう


あなたは10人の人間に銃を向けられたら

恐怖を感じるでしょうか?


きっとそれでも大丈夫

それでも多くの人があなたを助けるでしょう


では質問を変えましょう


あなたは100人の人間に銃を向けられたら

恐怖を感じるでしょう?


少しは恐怖を感じるでしょう

ですがその分周りは大騒ぎ

軍だの組織だの動いて

何だかんだ解決するでしょう


では質問を…

あなたは1000人に…


さすがに怖いですよね

でもきっと解決してしまう


では10000人は?

10万人は?100万人は?1000万人は?


では最後の質問にしましょう


1億人があなたに銃を向けられたら?


少しは感じるでしょう

自分の命の価値を

ようやくそこで


組織や周りの人に頼ったことであなたは

1人の命の価値を見失ってしまったのです


人は群れ合うことで生きていける存在ですが

群れ合うには1人1人が大切なのです


では試してみますか?

1億人が銃を向けたら

1人1人の命が尊厳されるかを?


「…!…!」

うんうん、結構結構

ならこちら側に来ますか?

1億人側に?

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