表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界最強のチートは強さじゃなくて創造力!  作者:
第2章 エターナルソング
27/49

027 作戦開始!


「俺は!亡きガーレ皇帝とリリア様のために戦うぞ!」

「俺もだ!」

「俺は助けられたんだ。サラ殿下が行くなら行かない理由がない。」

「そうだ。反逆者を許すな!」

「俺達を騙したんだ!その罰を!!」


 一人ひとり思うところは違うようだが、皆、バーシアス帝国奪還の為に戦うほうを選んだ。


「では、まもなく夜になります。

 夜のうちにバーシアス帝国まで行きたいので、戦艦リステインへ乗って下さい。」

 サラは土魔法・・・に見える神力による大地への干渉で乗艦用の階段を作った。


 兵達から感嘆の声が上がる。


「皆さん全員を収容できるだけの部屋はありませんので、船倉にお願いします。」

 

 船倉。つまり、倉庫だが、そこらの野宿よりよっぽど快適である。

 船倉内を見た時のバーシアス帝国兵達は驚いた。

 それもそのはず。

 そこには「部屋」があったのだから。


 サラから見れば倉庫であるが、この世界の文明レベルで野宿を想定していた者達にとってはかなり豪華に感じられたのだ。



 バーシアス帝国兵達を船倉に案内し、サラはアイラのいる艦橋に戻ってきていた。

「サラか。バーシアス帝国兵ならクビを飛ばしている所だった。」

 

 危なかったとばかりに言っているアイラは、短刀を扉を開けたサラの首筋で止めていた。


「あの、アイラ先生?

 とりあえず、その物騒なものをしまってください。」

「ん?あぁ、すまんな。」

「どうしたんですか?そんなに殺気立って。」

「ふん。お前が敵のいうことを信じてほいほい入れるからだ。」

「あ、なんか、すみません。」

「で?何をしに来たんだ?」

「夜のうちにとぼうと思って。」

「そうか、その方が目立たないかもな。」

「という訳で、戦艦リステイン、発進!!」


「・・・・・どうした?急に気合を入れて。」

「やめてください。恥ずかしいです。やってみたかっただけなんです。」


 サラは恥ずかしさに耐えながら、艦橋の窓から夜空を見て、サラから地上へと落ちてゆく一筋の光を見て、戦争の終結を願った。

 





 明方、戦艦リステインはバーシアス帝国王都付近へと到着していた。

 サラは、艦内放送を流す。


「あー。あーあー。皆さん、おはようございます。まもなく、戦艦リステインは太陽を背にしてバーシアス帝国王都へ乗り込みます。

 その際、戦艦リステインが敵戦力を引きつけるので、皆さんは監禁されているリリア様達の救出とクラリス侯爵捕縛へ向かってください。

 リリア様救出には、私も同行します。

 作戦開始は一時間後です。」


 艦内放送を終えたサラは、戦艦リステインの改修をしていた。

 まあ、神力を使ってパパッと船体の下部に開閉できる出入口を作っただけだが。





「それでは、最後に今作戦の流れを説明します。

 まず、戦艦リステインが皇城の北から一番離れた南門に突撃、敵を引き付けます。

 その隙に、私とアルベルトさんの部隊で皇城へ潜入し、人質を奪還します。

 救出完了後、花火を上げるので、それを合図にクラリス侯爵捕縛と証拠の確保に動いてください。突入時は、皆さんのいる船倉の後部が開きます。そこから降りてください。」


 まもなく1時間が経とうという時、サラが詳しい作戦内容を伝えた。


「では、バーシアス帝国奪還作戦、開始!」




_______________


 バーシアス帝国皇城の地下牢にて。


 そこに囚われる少女に

「リリア殿下、私のものとなる決心はつきましたかな?」

「いいえ、クラリス侯爵。私は父を殺したあなたの嫁になるくらいなら、ここで死にます。

 いえ、それでなくとも、おじさんが相手では嫌です。」

「ふん。あと3日だ。」

「何がです?」

「あなたが反乱を企てたライム公爵に殺されるまでですよ。」


 クラリスは隣の牢で倒れているライム公爵を見て言った。

 そして、それを睨みつけることしか出来ないリリアは無力な自分を恨んだ。


 その時、急に地震のような振動が地下牢にまで伝わった。


「なんだ?地揺れか?」

「私を助けるために騎士たちが動いているのかも知れませんね。」

「残念です。騎士たちはガーレ皇帝の命令と信じてリステイン王国へ侵攻中です。祖父の代から育てられ、従順に命令に従う我が龍とともに。

 今頃、リステイン王国の王都は壊滅してるでしょうなぁ。」

「クラリス侯爵!

 父は平和を望みました!それは私も同じことです!それを貴方は!!」 

「ふん。暫くリステイン王国との戦争がなかったからと言って貴様らは平和ボケしているのだ。

 安心しろ。このクラリスがリステイン王国を結婚の指輪の代わりに送ってやる。

 フハハハハハ!!!」


 そこへ、1人の伝令が入ってくる。


「クラリス様、帝都南門へ正体不明の龍が出現!現在、帝都警備隊と近衛が戦闘に入りました。

 軍はほぼリステイン王国へ出払っており、現存兵力のみで応戦するほかありません!」

「くっ!近衛を出せ!ここまで来られたらおしまいだ!撃退しろ!」

「はっ!」


 お読みいただき、ありがとうございます!

 

 8月は投稿ペースを上げる予定です。


 はい。予定なので、変わるかもしれませんが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ