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第七十八話 正念場

「どうだ? サイズの方は?」

「うん! ピッタリだよ。ありがとドゴン!」

「そうか? ヘヘッ、何かその顔(・・・)でそう言われると照れるな」


 顔って……確かにミラは中性的な顔立ちしてるけど――本当に大丈夫だろうな? まぁ腕は信頼してるしいいドワーフだとは思ってるんだけどな。


『でも、見た目にはあまり変化はないんだな』

「そりゃそうよ。守り蟹の甲羅を砕いたものを練り込んだみたいなものだからな。だけどな、防御料は確実に上がってるぞ」


 ドゴンの話もあり、俺は改めてミラとステータスのすり合わせをしてみることにしたが。



──────────

ステータス

種別:進化の剣

剣銘 :バスタードソード

熟練度:6/10(24%)↑2

耐久値:116/116↑11

重量:3.0kg

進化PT:160

直接属性

切:87↑6打:81↑11突:80↑11魔:21↑3

補助属性

火:0水:0土:34↑4風:0

光:0闇:0雷:0氷:0

パッシブスキル

【ガイドLV2】【言語理解LV1】【念話LV2】【シンクロナイズLV1】【鉄の精神LV2】【剣術LV3】【マナ換算LV2】【両手持ちLV2】【スタン効果LV2】【コンボLV1】【耐久度上昇LV1】【切断上昇LV1】

アクティブスキル

【鞘攻撃LV1】【燕返しLV2】【連撃LV1】【ロックコートLV1】

称号

【勇敢な剣士(付与中)】【異世界パートナー】【返しの名人】【ゴブリンバスター】【芸達者】【土の加護】【幼女好き】

──────────

スキルリスト(パッシブ)

【ガイド】

LV2:取得済み

次のレベルには800PT必要。

概要:目覚めし者をサポートする為のスキル。

【言語理解】

LV1:取得済み

次のレベルには50PT必要。

概要:言語が理解できる。

【念話】

LV2:取得済み

次のレベルには150PT必要。

概要:念で相手に言葉を発信できる。

【シンクロナイズ】

LV1:取得済み

次のレベルには1000PT必要。

概要:装備者とシンクロ(同期)する事で能力を引き上げる。対象の変更は不可。装備者のHPが0になるか剣の耐久値が0になるとどちらも死ぬ。

【鉄の精神】

LV2:取得済み

次のレベルには300PT必要。

概要:精神が強くなる。

【剣術】

LV3:取得済み

次のレベルには600PT必要。

概要:剣術に長けるようになる。

【マナ換算】

LV2:取得済み

次のレベルには50PT必要。

概要:魔晶のマナとしての価値を知る。

【両手持ち】

LV2:取得済み

次のレベルには150PT必要。

概要:両手で武器を持てる。

【スタン効果】

LV2:取得済み

次のレベルには250PT必要。

概要:打撃攻撃に効果がつく。

【コンボ】

LV1:取得済み

次のレベルには300PT必要。

概要:スキルが繋がる。

【切断上昇】

LV1:取得済み

次のレベルには160PT必要。

概要:切る力が増す。

【耐久度上昇】

LV1:取得済み。

次のレベルには280PT必要。

概要:耐久度が増す。

【打撃上昇】

取得には80PT必要。

概要:打撃力が増す。

【刺突上昇】

取得には80PT必要。

概要:突きが増す。

──────────

スキルリスト(アクティブ)

【鞘攻撃】

LV1:取得済み

次のレベルには50PT必要。

概要:鞘に収めた状態で攻撃出来る。

【燕返し】

LV2:取得済み

次のレベルには290PT必要。

※LV3にするには剣術LV2が必要。

概要:燕返しが使える。

【連撃】

LV1:取得済み

次のレベルには150PT必要。

概要:連続攻撃。

【覚悟の一撃】

LV1:取得済み

次のレベルには120PT必要。

概要:覚悟をもって突撃。

【ロックコート】

LV1:取得済み

次のレベルには100PT必要。

概要:岩を武器に纏う。

──────────


──────────

ステータス

名前:ミラ

レベル:15/33↑1

経験値:941/2351

HP:180/180↑16

MP:173/173↑15

疲労:0%

状態:正常

マナ:1000


力:65↑3

体力:72↑3

精神力:69↑3

魔導力:68↑4

素早さ:76↑4

器用さ:69↑3


攻撃力

切:148↑14打:141↑14突:145↑14魔:87↑6

火:0水:0土:33↑3風:0

光:0闇:0雷:0氷:0

防御力

切:69↑12打:73↑14突:64↑11魔:64↑32

火:30↑16水:49↑49土:30↑30風:30↑30

光:0闇:0雷:0氷:0 


パッシブスキル

【進化の剣の恩恵LVMAX】


アクティブスキル

【スキル共有LVMAX】


装備品

武器:バスタードソード

防具:蜥蜴革の胸当て+1、蜥蜴革の兜+1、蜥蜴革の手袋+1、蜥蜴革の具足+1

盾 :蜥蜴革の円盾+1

アクセサリー:無属性の腕輪(3/3)

所持アイテム

ウェストバッグ(魔法具)、魔火筒、水息器、疾風の薬(小)、強化の薬(小)、鉄壁の薬(小)、ハイポーション(30%)、HP回復ポーション(50%)×2、MP回復ポーション(25%)、火の魔石×2、水の魔石×3、雷の魔石×2、風の魔石×1、耐久値回復の薬×3、解毒剤×2、鑑定眼鏡、

──────────



 こんな感じだな。俺の熟練度が最後に見てから2上がったわけだが、そのためか結構攻撃力が上がってるな。


 後はやはりスキルの増加が目立つ。称号は……気にしないでおこう。


 後はミラが教えてくれたステータスだけど攻撃力は俺の成長に合わせた結果として、やっぱ防御力の向上が著しい。

 

 防具は全体の防具の平均値が反映されるわけだが、大体10以上上がってるし、魔法に対する防御力も一気に上がった。

 これまで0だった水、土、風属性の防御力も向上してる。

 

 これで相手の魔法にもある程度耐えられそうだ。それに盾もあるしな。盾も魔法への耐性が上がってるから今後は魔法に対しても積極的に防いでいける。


 耐久値があるから頼りっぱなしというわけにもいかないけど、その耐久値も守り蟹の効果で大体倍になってるから前よりは壊れにくくなっている。


「うん! 流石ドゴンだね! 性能が凄く上がってるよ!」

「当然よ! 俺の仕事に間違いはないからな!」


 腕を組んでエッヘンと鼻息を荒くさせる。嬉しそうだな。


 まぁとにかく、これで装備も整ったし、いよいよ迷宮の探索も再開ってとこだが。


「それじゃあ、一旦行くね~」

「……あぁ。その、なんだ、気をつけてな」

『うん? そりゃ気をつけることに越したことはないが、どうしたんだそんな神妙そうにして?』


 俺たちを送り出すドゴンの雰囲気が、何か違う気がする。顔も急に真面目になったし。


「……ここにきてから大分時間が経ってる。レベルも上がって、剣も進化した。そろそろ正念場かと思ってな」

「正念場……うん、心配してくれてるんだね! ありがとうドゴン」

「へ、へん! 折角の上客だ。無事でいてもらわないと商売上がったりだからな!」


 久しぶりに見たなこの態度。まぁ、確かに色々気になる事は残ってるか――


 とにかく、俺達はドゴンの店を出た後、まだ未探索だった場所を中心に探していく。


 だが、そこで妙な事に気がついた。


「……何か、魔物いないね」

『あぁ、たしかにな』


 そう、あれから結構歩いているが全く魔物と遭遇しない。ゴブリン一体みないのだ。


 そのせいか迷宮内が異様に静かに感じる。なんとも不気味だ。


「あれ? ここって?」

『あぁ、俺達が最初にあのゴブリンを追って突き当たった崖の反対側だな』


 そう、これまでに二度戦ってるあのゴブリンだ。そういえばあいつとはここから先で再会したわけだが――まさか、これを飛んだのか?


 少なく見ても20メートルぐらい離れてそうなんだが。ちなみにこの下にはミラが最初にいたという泉の近くの通路がある。


 しかしあのゴブリンなら可能性が全く無いとはいえないな――とにかく俺たちは探索を再開。


 そのまま移動し続けるがやはりゴブリンも魔物も全く出てこない。


 そうこうしているうちに、途中で高台のような場所を見つけた。ただ、上に行く方法がわからない。


 登ろうにも岩が妙に滑って難しい。ただ、どうも気になる。


 しかし、どこを探しても上に行く方法がみつからないので、そこも一旦諦め。更に先に行くと、今度はあのゴブリンジャイアントが岩を投げつけてきた場所に出た。


 ただすでにそのゴブリンジャイアントもいない。


「本当、一体どうしたんだろ? 何もいないね」

『だな。逆に怪しいぐらいだ。とにかく周囲には気をつけよう』


 だけど、特に何事も起きず――その先に向かうと今度は妙に細長い道。

 ミラには気をつけるよういったが、気になるからとその道を抜けると突き当りがあり、そこにレバーが一本。


「何かなこれ?」

「キュピー?」

『わからないけどいきなり引いたりはせず慎重に』

――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ


「え?」

『おい!』


 もうレバー引いてたよ……。


『全く、特に何もなかったからいいけど、少しは緊張感もってくれ』

「ご、ごめんね」

「キュピ~……」


 キュピすらちょっと呆れてるぞ。

 ふぅ、それにしてもこれ、何か意味があったのか? と思ったりしたけど、その答えはすぐにわかった。


 なぜなら、あの高台のあった場所に、階段が出来ていたからだ――

密かにネット小説大賞の一次選考を通過いたしました。二次選考は今月下旬でそろそろ発表なようです。

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皆様いつもお読みいただきありがとうございます!

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