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第6章

第6章



ユウタンは万引きで捕まりました。


〔裁判官〕「被告人、ユウタンは万引きの罪により死刑に処する」


なんとユウタンは、万引きの罪で死刑になってしまいました。


そしてユウタンは、囚人達の間で脱獄不可能とされている刑務所に入れられてしまいました。


〔ユウタン〕「………終わった……。俺の総思考時間12時間の力作に落とし穴があったなんて……。」


ユウタンは、死刑になることよりも力作が店長に破られたことの方がショックでした。


どれくらいのショックかというと、風呂に入って湯船に入ろうとしたらお湯を入れるのを忘れてしまっていた時くらいのショックでした。


【刑務所に入ってから一週間後】


ユウタンはジョアンという囚人と仲良くなりました。


ジョアンはベテランの囚人なのでいろいろと聞くことができました。


靴ひもを結ぼうとしゃがんだら女子高生のスカートの中を覗いていると言われ交番に連れて行かれ大学受験に間に合わず失敗したこと。


満員電車の中でポケットに入っている携帯を取ろうとモゾモゾしていたら痴漢と間違われてその日の入社式に遅刻して1日でクビになったこと。


洋服屋で試着しようと試着室のカーテンを開けたら中に女性が居て、変質者と言われ和解金として1千万円請求され借金まみれになったことなど、社会の恐ろしさを教えてくれました。



ユウタンは自分より不幸な人がいるんだと学びました。


しかし、こんなについてないジョアンにも生きる希望があったのです。


ある晩、ジョアンはこう言ってました。


〔ジョアン〕「俺・・・・・・・・刑務所から出所したら・・・結婚するんだ」・・・・・・と。


ユウタンは思いました。

「死亡フラグキター━━━━━━━━━━━━━━━」と。




【翌朝】


ユウタンは脱獄の計画を練っていました。

「このまま死刑になるつもりはねぇ。脱獄するなら今夜だ!」



囚人仲間のジョアンから仕入れた情報によると夜なら看守は10人前後。


雑魚が5人。


特殊隊員の3人


看守長が1人。


そして門番が1人だ。


この10人をいかに華麗に交わすかが作戦成功の鍵だ。


【深夜】


「………そろそろだな。…正直、雑魚の5人は楽勝だが…特殊隊員達はどうだろうか。今まで特殊隊員達を破ったものはいない……」


しかし、恐れてはいけない!目の前の壁を乗り越えなきゃ

先には進めねぇ!!



《ユウタンは脱獄できるのか!?激闘のユウタン脱獄伝説が今始まる!!

第7章へつづく!》


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