第5章
第5章 《ついに禁断の行動を!》
持ち金0円のユウタンは
ついにある行動にでてしまいました。
━店内━
……………チラ(¬_¬)
……………[棚]_-)チラッ
………ッサ……「楽勝('ー`)」
な、なんとユウタンは 万引きをしてしまいました!
…………チラ(¬_¬)……
「よし、敵(店員)は、いないな。」
ユウタンは 店員が いないのを確認して出口を出ようしました。
その時「ピピピピピ!!!」っと、警報音が鳴りました。
「こんなトラップを用意しているとは……想定外だ…。」
しかし、このピンチにユウタンは 落ち着いていました。
2005年の流行語を喋っちゃうくらい落ち着いていました。
なぜならユウタンには 店員に捕まっても
同情して許してもらえる 自信(言い訳)があったのです。
━事務所━
〔店員〕「さぁ、盗んだものを出しなさい。」
「僕…『ドラゴンファンタジー』なんか盗んでないよ(o^-')b」
ユウタンは満面の笑みで言いました。
〔店員〕「嘘をつくんじゃないっ!」
店員は信じてくれません。
〔ユウタンの心の中〕「っち!やはりこの程度の言い訳では無理か。
まぁ~慌てる必要はない。
昨日、徹夜で考えた大技がある。」
〔ユウタン〕「す、すいません店員さん…。
盗んでしまいました。…」
〔店員〕「やっと白状したか。
警察を呼ぶからな。来るまで反省してろ」
「ま、待ってください。
僕の家はとても貧乏で明日食べる飯もないんです。
盗んででも『ドラゴンファンタジー』を食べたかったんです!
だから……だから盗んでしまったんです。」
ユウタンは号泣したフリをしながら叫びました。
店員は黙って下を向いていました。
〔ユウタンの心の中〕「決まった!この話で同情しないはずがない。」
〔店員〕「…そうか……。
だがな…『ドラゴンファンタジー』はゲームだ。食べられるはずがないだろっ!!
この大嘘つきがぁ!」
「し、しまったぁーーっ!!
総思考時間12時間の力作にこんな落とし穴がぁ!!
…か、完敗だぜ店員さん…。
じゃあな…。」
〔店員〕「いや、どさくさに紛れて逃げようとするなよ。
そしてユウタンは警察に補導されました。
第6章へつづく☆