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丸く収まったこの世界  作者: 榊屋
第四章 回り廻るこの世界
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08-Sea Horse-


8話 直訳してください。


何ほとも平和で、事件なんて物はひとつも無い。異常は何一つ見つからない。

退屈であり何事も無い。異常が存在する隙間が無い世界。それを求める者がいる。




「・・・終わったか?」

「・・・・・・あぁ」

 海馬がタイミングを見計らったように帰ってきた。その、本当に少し前。


「絶対に海馬君に悟られちゃダメだよ。僕らが考えている事をばれる事は、今や死に等しい。いつも通りの対応を心がけたまえ」

 と、隼人に命令された。


「アイツらはどうだった」

「あ・・・・・・あぁ。まぁ大丈夫だったよ」

 隼人の命令は残念ながら遂行できそうに無いな。

「どうかしたのか?」

「いいやなんでもないよ。さっさと続きのメンバー捜そうか」

「続きのメンバー?もう1人目が見つかったのか?」


「「しまったーーーー!」」

 思わず隼人とハモってしまった。


 休憩所の椅子に座りなおして、俺達は話を始めた。

 長柄川にと海馬の関係だけふせた状態で―つまり、海馬を疑っているという情報だけを伝えると、

「そんなわけないだろ」

 と俺達の発言を一蹴した。

「そんなことだったら、俺はお前らとは組まない。そんな事のために俺はお前とつるんでるんじゃないんだよ。運試しっつったろ?お前らといれば不思議な体験が出来ると思ったんだよ。READ TALE に異端なら、そのままでもいいんだよ」

 あぁ・・・なるほどね。一理あるな。

「だいたい隼人は思い込みで話を作りがちなんだよ。全く・・・きちんとしてくれないと困るぜ?リーダー」

 と海馬は椅子に深く座りなおした。そして思考を始めるように、顎に手を添えてから

「にしても長柄川か・・・・・・」

 と話を始めた。

「だとすれば・・・・・・そうだな。そろそろ1度集合しよう。犯人の目星はついた」

「ホントかよ・・・・・・」

「男子チーム女子チーム集合だ」

 と、海馬はニヤリと笑った。




それって間違いなく異常な世界だよね。


求める人間が居るこの世界。異常でよかった。



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