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第二部【第四章】魂の制圧

 ロビーでテロリストを制圧したその時、氷室がオペ室から現れ、冷静な声で告げる。

 

「炎堂、手術は無事成功だ」


 患者のバイタルが安定し、命が奇跡的に保たれた。


 ロビーは歓声に包まれた。

 炎堂は戦闘でボロボロになったスクラブを翻し、誇らしげに胸を張った。

 

「諸君! 私の拳は、命を守る炎だ! たとえ絶望しかなくても、燃える魂で突き進めば道は開ける!」


 高城が感嘆の声を上げる。

 

「炎堂先生の戦い、感動しました! 医療業界全てを照らす希望の光だ!」


 別の看護師が続ける。

 

「炎堂先生の拳は『魂』の輝き! 理論なんか関係ない、『命の炎』です!」


 周囲のスタッフは、口々に炎堂を称賛し始めた。

 

「炎堂先生の情熱が病院を救った!」

「彼の信念が、再び奇跡を呼び起こしたんだ!」

「彼は救世主だ!」


 称賛の嵐は止まらず、ロビーはまるで炎堂の英雄譚を讃える舞台と化した。


 患者の命が氷室によって救われた事実すら、炎堂の「魂」に帰結され、周囲は彼の熱さに飲み込まれていく。

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